ガンダムW
1653話
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やがて1分もしないうちに戻ってくる。
『許可が下りました。それで、どこと繋げればいいのでしょうか?』
思ったよりも早く許可が出た事に驚きながらも、ハワードとの通信を頼む。
そうして数分……
『ふむ?』
映像モニタにハワードが姿を現した。
宇宙と地球でタイムラグなしに通信が出来るというのは、中々に凄いよな。
いやまぁ、今まで行った世界の殆どがそんな感じだったが。
「久しぶりじゃな」
『プロフェッサーG!? それに、老師Oも……』
ハワードも、まさかいきなり自分の顔見知りが通信に出るとは思っていなかったのか、驚きの表情を浮かべていた。
そんなハワードの様子を見ながら、コンピュータを軽く操作した後でプロフェッサーGが口を開く。
「現在儂はシャドウミラーに協力しておる。勿論、老師Oもな」
『……なるほど。随分と面白い事になっておるようじゃな。他の3人はどうしたんじゃ?』
「残念ながら、まだ行方は分かっておらん。そのうち、姿を現してもおかしくないんじゃがな。……それで、だ。こうして通信を送ったのには当然訳がある」
『訳?』
「ああ。現在儂等はアクセルからの要望でデスサイズとシェンロンガンダムの改修をしておる。それ以外にも……覚えておるじゃろう? ウイングゼロ。アクセルがH教授が設計した2つの仕様の設計データを入手し、その2つの仕様を統合した機体の設計も任されている。それで純粋に手が足りなくてな。手を貸して欲しい」
一応これは連合軍の通信なんだが、色々と機密情報を口にしてもいいのか?
そう思ったが、先程のコンピュータの操作を思い出し、恐らくあれでジャミングしているのだろうと納得する。
元々そっち関係に造詣の深いプロフェッサーGであれば、そのくらいは容易に出来るだろう。
ともあれ、俺はハワードの返事を待つのだった。
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