第三十八話 リュエージュ防衛戦・後編
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って回避できたとは思えない。起こるべくして起きた……そう僕は思っている」
「避けられなかった戦争ですか?」
「まあね……敵もトリステインを愛していたんだ。彼らの犠牲は無駄にはしない」
実際、反乱軍の幹部がトリステインを愛していたかは議論の余地があるが、マクシミリアンは敵の名誉のためにそういう事にしておいた。
その間にも、烈風カリンの『カッター・トルネード』で兵士達は薙ぎ払われ、逃げようにも周りを王軍と諸侯軍に囲まれて逃げられない。
完全に包囲された反乱軍は、貴族幹部は殆どが討ち死し、捕虜になった兵士達は、戦後労働力として例の如く北部開発区へと入れられた。
一部の貴族は降伏してきたが裏切り者は赦される事は無く、結局処刑されこうしてトリステイン内乱は終わった。
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