東方
古代編
第五話
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照)も一万年程度だ。残る候補は妖怪と魔法使い、蓬莱人か。
「どうしようかな……」
考えてるうちに意識が遠ざかっていく。ちょうどいい、このまま眠るとするか……。
〜〜〜〜〜〜
永巡に言われて跡地に行ったのはいいけれど、地下だから探すのに時間がかかったね。
「おーい、取ってきてやったぜ」
「…………(シーーーーーーーン)」
うーん?永巡なら軽口の一つぐらい言ってくる筈。
「本当に感謝しろよな。この僕が動いてやってるんだぜ?」
「…………(シーーーーーーーン)」
今回もまた僕の声が虚しく響くだけだ。
「……えいじゅーん?」
永巡を運んだのは二階だ。そこに行ってみよう。全くこの僕に無駄な労働させて……これは説教だね。
「えいじゅ……あ」
「zzz……」
寝てる……よね?死んではないみたいだけど……よほど疲れてただろうね。
「zzz……」
「お疲れ様」
僕はそう言って彼の頭を撫でた。僕が初めて会った転生者兼友達。これから長い付き合いになるんだろうね……。
〜〜〜〜〜〜
あれから三日経過していた……らしい。自分では分からないが目覚めた時になじみに言われたからだ。
「やっと起きたのかい。君、三日は寝てたよ?お寝坊さんだね」
少し言葉にトゲがあったが嬉しそうに言ってたのは気のせいだろう。ドSなのかツンデレなのか……どっちも嫌だな。
「それで?君は僕に持って来させたモノで何をするつもりだい?」
「見てれば分かるさ」
俺はなじみが持ってきた風呂敷を解く。そこに入っていたものは信じられないものだった!
「相変わらず地の文が安定しないよね」
「ほっとけ」
俺だってそう思ってるよ。
「取り敢えずその緋の目もどきを仕舞ってくれよ」
「お前眼球見たらそのネタかよ」
風呂敷の中身の正体は眼球の入ったミニカプセルと人形と注射だ。因みに緋の目とはHUNTER×HUNTERのクルタ族の魔眼といった所だ。
「これは万華鏡写輪眼が宿った眼球だ」
「ふむ、という事はこれを自分に移植するつもりかい」
俺の能力では永遠の万華鏡写輪眼を再現出来なかった。難易度の高い特殊条件(※万華鏡写輪眼を移植するなど)があるものは無理という事かもしれないな。
「理解が早くて助かる」
「だけど
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