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提督はBarにいる・外伝
美保鎮守府NOW-Side B- PART3
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な派遣や任務の幅を増やす事も可能だろう。

「青葉、データはぶっこ抜けそうか?」

「任して下さい!今日海軍省のサーバーに潜った時に、バレないように美保鎮守府のサーバーにバックドア仕掛けて来ましたから!」

 バックドア……要するに裏口である。どんなに強固な防壁のある要塞だろうと、誰も知らない裏口を付けられてしまえば筒抜けも同然だ。

「手際がいいな、くれぐれも気付かれねぇようにな」

「了解です!」

「私はもう少し人間関係を洗ってみるよ。そこからデータの保管場所が割り出せるかも」

「頼むぞ、キナ臭くなってきてるから任務変更もあるかも知れんが」

「解ってるよ、臨機応変に……でしょ?」

「さて、次は明日の晩だ。進展があればその都度報告……本日はこれにて解散!」

 提督の号令に、画面の向こうの2人を含む5人は静かに敬礼した。
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