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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜 外伝
三対三
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できたビームにより、右腕が吹き飛ばされてしまった。
「っ! 」
すぐに二撃、三撃目とビームが襲い、ガンダムアルカナムオリジンと距離を取る。それにより、ルミノックスに纏っていた粒子も拡散していく。
「カレヴィ シレン…………! 」
歯を食いしばりながら、攻撃してきた機体、クロスボーンガンダムX1XXを見る。それと共に、バトル終了のアナウンスが鳴り響いたのであった。
ーーー――
「はあ…………はあ…………」
バトルが終了したあと、肩で息をし、バトルシステムの向こうにいるヒロヤを見る。
今…………助けが入ってこなかったら、確実にやられてた…………!
「ユウ……」
ミサキちゃんに声をかけられ、我に戻る。
「え!なに!? 」
「終わったから戻ろう……」
「あ、うん」
バトルシステムから降り、出入り口に行く際に、もう一度後ろを振り返る。
いつの間に、あんなに強くなったんだろう…………もし一対一になったら、さっきの技を打ち破れるかな?
「ユウ、大丈夫……。まだ私達には、切り札がある……」
考え込んでいる僕を見てか、ミサキちゃんがそう声をかけてきた。
「励ましてくれてるの? 」
「いつもより無口だったから……」
「あはは…………ありがとう!よーし、次は絶対勝つぞ! 」
ーーー――
「悪い。負けた」
二人の元に戻り、そのまま選手村へと歩く。
「あれ?思ったよりも凹んでないね」
「まだ本選出場の可能性はあるだろ?それに、それよりも新技を途中まで成功させた快感の方が強いな」
「邪魔が入らなければ、引き分けにまで持ち込めたのに、流石優勝者ってところかしら」
「ああ。けど、ユウ相手にあそこまで行けたんだ。これなら、カレヴィ シレンにも通用する」
拳を握り、闘志を燃やす。
「オーケーオーケー。いい感じだね。けど、これで出せるものは全部出した。ここからが正念場だよ? 」
「分かってる」
三対三を終え、今現在の合計ポイントは、二十四。
明日の最終ピリオド、『
決闘
(
デュエル
)
』で勝たなければいけなくなった。
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