第二章
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そうです」
まさにだ。その通りだというのだ。
「そうして敵の動きをよく見るのです」
「攻める時に攻め」
「そして退く時に退くのです」
「そこは書にある通りじゃな」
「兄上は書はいつも読まれていますね」
「それだけは出来る」
如何に柔弱でもだ。それはできるというのだ。
「何を言われずともな」
「では戦の采配は書の通りにされて」
「うむ、そうするぞ」
弟の言葉に応えながらだった。元親は庭で槍を操っていた。そうして鍛錬を続けながら戦、初陣を迎えようとしていた。そうして遂にだった。
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