第五章
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スはすぐに終わったが大場はレースの最後の判定まで観て聞いて笑顔になった。
「いい勝負だったな」
「それで勝ったの?負けたの?」
「どっちなの?」
「お父さんは負けた、しかしいい勝負だった」
己の勝敗は抜いていた、そのうえでだった。
彼は満足した笑顔で次のレースの用意をはじめた、そしてレースが終わってからにこにことして妻の作った晩御飯を子供達と一緒に食べた、そうしてまた次のレースのチェックもしてあれこれと考えて調べて賭けようと思った。競馬の試合を見届けて満足している顔で。
隠れた趣味 完
2017・1・22
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