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ブレイブソード×ブレイズソウル 傷だらけの魔王「EDEN壊滅編」
第三部
十一章
叛逆を司る魔王
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ーガが呟いた時だったサーガの腰に掛けていた魔剣が光り輝きだした

???「フフフ・・・また私を使わなかったのねマスター」

長い白髪をした幼女体型の魔剣少女が姿を現したのだ

サーガ「ごめんよセレネ・・・でも君を使うと全ての王が集まる前に終わっちゃうだろ・・・それに君の能力で魔界どころか天界すら引き裂いてしまうだろ」

セレネと呼ばれた異様なオーラを解き放っているこの幼女のような姿をした魔剣少女がいきなりクスクスと笑いだし妙な事を口にした

セレネ「そうだねマスター・・・フフフフ・・・AdamとEveが揃う時がまた来るみたいね・・・そして私の本来の姿も・・・フフフフ・・・マスター、アレの準備をしましょう」

サーガはそう頷いた後背後に立っている赤い髪の少年にありえない物を用意するように指示を出した

サーガ「フィフス・・・フレイヤの用意を頼むよ・・・僕は少しやることがあるから後は任せるよ」

フレイヤそれは第一特異点そして女神の名をもつ開闢と終焉の音を奏でる角笛のことである。

フィフス「行くんだね・・・いや、君が行くというのなら僕達は止めないさ・・・我が王の帰りをここで待つとするよ・・・叛逆王いやサーガ」

サーガはクスっと笑った後にフィフス達の前から姿を一瞬にして消した、そしてある場所にサーガは向かった

フィフス「ぎんいろ・・・手伝いを頼めるかい?」

フィフスは銀の手のような挙闘型の魔剣にそう話かけるとその魔剣から銀色の綺麗な髪をした小麦色の少女が現れたのだ

ぎんいろ「マスター・・・私は貴方の魔剣・・・貴方がそれを望むなら私は何だってしてあげる・・・」

フィフスは何故かその言葉を聞いた後にぎんいろをぎゅっと抱きしめていた

フィフス「ありがとう・・・ぎんいろ」

ぎんいろ「マスター・・・腕が傷だらけになってしまう・・・」

フィフスは余程嬉しかったのかその後何時間かぎんいろに抱きついていた

━EDEN本部━

シドウ「な、何かが来る・・・エクスカリバー」

シドウが何か恐ろしい者が来ると感づいたそしてエクスカリバーを魔剣状態にした後、彼はその未知の魔力の持ち主を迎え撃つために身構えていた
その直後の事だったEDEN本部を引き裂かれ空から一人の少年が舞い降りてきたのだ。

???「フフフフ・・・久しぶりだねシドウ・・・僕だよ・・・」

シドウは彼の姿を見た瞬間身体が震え顔色を変えた

???「アレ?シドウ聞こえてる?僕だよ・・・サーガだよ・・・六年前の魔王十三会議以来かな?」

それはさっきまでユグドラシルに居たはずのサーガの姿だった。そしてあの魔剣少女の姿も見られた

セレネ「エクスカリバー・・・フフフフ・・・久しぶりね元気だったかしら?・
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