第1話 異世界デビュー
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真っ白の空間にいま俺 楠木 賢吾はいる。理由はわからない
あれ?確かコンビニにコーヒーを買うために外に出て…そうだそうだ思い出した。帰宅途中に車に跳ねられて気がついたらこの空間にいたんだ。
ってことはここって死後の世界ってやつだよな?まず俺は本当に死んだのか?死んだのなら天使のお迎えが来ると思うんだが…
「運命とは実に残酷なものじゃの、なぁ若者よ」
俺が大の字で色々と考えていると突如天から何者かが舞い降りた。
あ、白のパンツが見えた
「わしはこの世界を作った本人であり、真理である神様じゃ」
ロリロリしているこいつが神様?ハハハそんな冗談はクジラッ◯ス先生が書く薄い本だけにしてくれ
「無礼なやつじゃな、わしは本当に神様じゃぞ」
えっ?なにこのロリ心読めるの?
「声に出したらそりゃ聞こえるわい、さて本題に入るのだが…」
ロリ神はそういうとパンフレットをどこからか取り出した
「お主、楠木賢吾は車に跳ねられて死亡した。そしてここは死んだ者達の転生先を新たに見つける場所じゃこの中から好きな世界を選んだよいぞ、もちろん転生しないでこのまま天国に行っても良い」
選んでいいっと言ってもなぁ
見た感じ特にピンとくるパンフレットねぇし…このまま天国でゆっくりするのもありだな
「このまま天国に行くと申すか、じゃがな賢吾よぶっちゃけ天国は暇だぞ、お主のような死んだような目の奴らがウジャウジャと毎日日向ぼっこをして暮らしておるわい」
死んだような目で悪かったな
「そうじゃ!これとかどうじゃ?」
ロリ神はそう言い異世界と書いてあるパンフレットを渡してきた
「最近お主みたいな若者が来ると異世界に転生したいと言うやつが多くてな」
確かに異世界から転生系のラノベが流行っているからなそれのせいだろ
「ラノベ?なんじゃそれは?」
神様がわからないとは意外だな
「神様っと言っても人間達の間で流行っているものには疎くてな」
一言で言うと死んだ俺みたいな奴が異世界に転生して可愛い女の子と付き合ったり悪人を懲らしめたりする話だ
「なるほど自分もそんな風にと思い異世界にいくのか、まったく人間の考えることはわからん」
それだけは同意だな、転生しても作品の主人公みたいに上手く行くとは限らないし
パンフレットをパラパラと眺めているととある項目に気づいた
「んでお主は本当に天国に行くでいいんじゃな?」
なぁもし俺が異世界に転生したいと言ったらどこでも転生させてくれるんだよな?
「ん?あぁそうじゃが」
ならこの異世界パンフレットのドラクエっという世界に転生させてくれないか?
「は?お主先程わしの意見に同意してた癖に異世界で女とよろしくやりたいと申
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