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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
41魔王と対面
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だとは思えない出来事で、町ごと消される事実。
「しかし、言葉が通じなくなるとは、報告を受けておりませんが?」
「ええ、私だけ人間の街にいて、それもリッチなので書き換えできなかったみたいですね。古い文献に、バベルの塔と呼ばれる言葉の統一とか乱れを司る塔があるんですけど、魔族と人間が会話できたり、大陸の端と端、どんな田舎でも言葉や流行語までが同じなんて、おかしいですよね?」
「さあ、それが普通だとばかり思ってましたが」
「町ごと消される時は、書き換えじゃなくて、今まで同じに調整されてたのが止まるみたいです。天使が終末のラッパを吹いて「この町は終わりだ」って言ったときと同じです」
まだ老人ではない指揮官には理解出来ないことばかりだったので、疑問符を浮かべられた。
「私見ですが、私は本当にこの世の終わりが来たと思っています。兵士には休暇を取らせて故郷に帰らせ、今残っているのは冒険がしたい若い者ばかりです」
ウィズの言葉は理解できなかったが、起こっている状況は掴んでいた指揮官。
「ええ、そうですね。私はある人が女神とか天使を呼んでしまって、私たちが不要になったんじゃないかと思ってます」
「ある人?」
「はい、あなたは理解力のある方です、ぜひ協力してください。魔王にも会っておきたいです」
旧知の魔王にも面会し、何かが起こっていると伝え、その中心にいる人物を探すのも協力して欲しいと願い出るつもりだったが、それは既に手遅れだった。
サッキュバス領
「カズマ様、本日の予定ですが、魔王との面会と、今までの魔族統治への感謝の言葉を述べて頂き、その後魔王討伐をして頂きます」
「エ?」
普通の人間、それが例え本当の人間でも、魔王に面会するのは無理かと思ったが、このクソ天使は平気でそれを実行する。その上「魔王討伐」とかありえない述語を言った。
「あの、低レベル冒険者に魔王討伐とか無理ッス」
「ご安心ください、同行した天使が魔王をタコ殴りにした後、ヒットポイントが1とか2しかない所を、この「単分子カッター」で切り刻めば簡単です」
普通のロングソードか、反りがある乗馬用の細い剣を見せられたが、女神が使うウォータージョットカッターとか、このファンタジー世界では聞けない単語を聞いた。
「イヤ、パーティメンバートモ、ソウダンシナイトイケナイシ」
ガクガク震えながらカタカナ言葉になり、魔王に面会させられるので、ダクネスとかめぐみんとか、一応クソ女神にも相談しないとイケナイ。確か女神は、カズマが魔王討伐に成功すると天に帰る。
「ご覧ください、このように石でも鉄でも真っ二つ、相手が魔王でも簡単です」
どこかの五右衛門さんが持っているような刀の切れ味で、石の柱を切って鉄の鎧を真っ二つにした天使。装飾用なのですぐにプリントアウトして復元した。
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