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Monster Fusion
番外編
《Q、狩りごっこだね?A、いいえ、ガチです。》前半
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にいるじゃない。」

「この帝王をまだおじいちゃんと認めるこの孫の胆力なんなの!」


↑ここまで毎回のテンプレである。



★  ☆  ★  ☆  ★



「まぁ冗談はこのぐらいにしといてだな。今回は薬草集めだとかそんな小事じゃなくてな、ちぃとばかし厄介なことになっててな。いままでは他の奴らでもぶっちゃけ事足りたんだが、今回ばかしは若い連中の中でも、頭はさておいて実力があるてめぇらにしかやらせられねえ案件でな。」

「褒めるのかけなすのかはっきりしてくれよ長老....」


疲れた様子でツッコむのはディオである。しかし長老はそれを取り合わない。


「んで、今回は何です?ちゃっちゃと終わらせたいんですがね。用事あるし。」

「あん?なんだ壬風、女か?どうせフラれんのがオチだ」

「余計なお世話だ!」

「なんだ図星かよ。ガキが色恋沙汰に.....っとこんなはなしじゃなかった。今回の話の前に、最近ここに流れてきたハンターは知ってるか?」

「あぁ。あの窪みの灰色お化けの腹の上で満身創痍になってたやつか?」

ディオが答えた。俺は知らなかった。

「そうだ。実は昨日やっと目が覚めてな。よくあの怪我から回復したもんだよ。薬草を抜かりなく備蓄させていた俺。やっぱカリスマだろ。」

「その薬草とってきたの俺たちなんじゃ....」

「ディオ。お前らに命令したのは俺なんだから俺の手柄。文句をいうなら今の社会に言え。一人が頑張ったところで最終的に得をするのはいつだって強者だ過程なんて関係ねぇんだよ。」

「それが世界の姿だというのに、なんでこんなに醜く、そして悲しく感じるのだろうか。」

「まだお前が子どもだからだ。だが今のこの世の中、子どものままでいるのがどれだけ難しいことか....」

「長老、壬風がネガティブモード入っちまったんで路線回復してくれ。話進まねぇよ。」


人生の真理求めるために呼ばれたんじゃねぇし、これ以上時間かけると特にぐだりそうだし。


「そうだな、あんま時間もかけていられねぇんだったし。.......さっき言ったハンター。アイツの話によるとだ。どうもあるモンスターがこの近くに出現したらしい。一番近くのギルド...まぁここからだったら草竜飛ばしても五日はかかるが、ですぐに討伐隊が組まれて、あのハンターもそれに参加した....」

「で、見事に返り討ちにあったと。」

「そうだ。」

「その討伐隊の規模は?」

「HR100以上のハンターのフルレイド(4人)の二組合同だ。その両方もチームの連携、装備共に申し分ないという。」

「.....そこそこの規模じゃないか?」

ディオの問いに長老は首肯して答える。

「そのギル
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