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Eipic27恐怖の大王〜Agreas〜
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の目的だなんて、嘘ですよね?』

「アルファ・・・」

『嘘だと言ってください! ミッドを支配して、私たちの思うが儘の世界を造るのが目的だと!』

「ベータ・・・」

『そうだよ、パパ! デルタ、そんな事のために、パパを死なせるために戦ってきたわけじゃないよ!』

「デルタ・・・」

『イプシロンもお父さんの真の目的には納得できません!』

「イプシロン・・・」

『父さん。ウチ達は、父さんと一緒に生きるために戦ってきた。ウチはその為に父さんを手伝って数多くの兵器を造り出してきた。それを、無駄にするの? それに隕石とアグレアスの特攻なんて、ウチ達も一緒に死なせるということになる・・・。納得できない!』

「ガンマ・・・」

“スキュラ”姉妹たちが思い思いにプライソンに反感を示し始めた。そのことからプライソンは、姉妹をも道連れに死ぬってゆう真の目的を、姉妹に伝えてへんかったようや。

「お前たち、俺の為にその命を懸けることを厭わない。そう言っていたな?」

『確かに、父さんの為なら死んだって良いとは考えてはいます! ですが・・・!』

アルファって娘が悲しげに呻いたところでガンマが『父さん。これが反抗期』って言うて、手錠を自力で破壊した。

『父さんを止めるから邪魔しないで』

そんでデバイスを構えるクラリスちゃん達にそう言い放つと、卵型椅子から伸びて来たケーブルをうなじに繋いだ。

『管理局・聖王教会に告ぐ。ウチは各陸戦兵器統合管制機ガンマ。これより局の艦隊到着までの時間、ウチらスキュラが隕石迎撃を行う。邪魔をしないように。アルファ、ベータ、デルタ。全兵装を再起動。イプシロンは・・・今のところは用がないから適当に』

『『父さん。ごめんなさい』』

『デルタ達は、パパに死んでほしくないんだよ』

『イプシロンは役立たず・・・orz』

自分を父と慕っていた“スキュラ”シリーズの反抗にプライソンは「そうか。裏切るのか・・・」って、私たちにだけしか聴こえへん程のか細い声でそう漏らした。その直後・・・

『何よ、コイツら! 一体どこから湧いて出て来たのよ!』

『おい! わんさか出てきやがった!』

『LASがこんなに・・・!?』

『ヴィータ副隊長、アリサさん!』

デルタの映るモニターの外から「アリサちゃん!」と「ヴィータ!」と、「スバル、ティアナ!」の声がして、デルタのポッドへ殺到するLASの迎撃に入った。床に倒れてるイプシロンと全く同じ姿をした子が踏み付けられてるけど・・・その子は誰さん?

『ギンガ陸曹! そちらを頼む!』

『了解です!』

ベータって娘の収められてるポッド近くでは、チンクとギンガがLASと交戦中。

『おおおぉぉーーーッ
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