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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic27恐怖の大王〜Agreas〜
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らの最終声明を、管理局・聖王教会両組織に連絡します」

本件に関わってる部隊や、ゆりかごを撃沈させるためにミッドに急行してる艦隊、その全てに全体通信を繋げて、ルシル君がそう前置き。そんでルシル君は目線でプライソンに合図した。

「あー、コホン。ご機嫌麗しゅう、管理局・教会諸君。そして、我が愛おしき作品・スキュラ達」

プライソンの周囲に勝手に展開された複数のモニター。そこに映ってるんは、生体ポッド内に浮かんでる裸の女の子たち3人。アルファとデルタは判るけど、もう1人の髪の短い女の子の名前は判らへんな。クラリスちゃんやロッサの猟犬と戦う女性が1人、そんで意識を取り戻したらしくて、布で体を包んで女の子座りしてるイプシロンの5人。

「ミッド地上戦はすべてお前たちの勝利として幕を閉じるだろう。機動六課の所為でゆりかごは最早、聖王という中身の無い空っぽの器。艦隊に撃沈される未来が確定したわけだ。教会の連中も派手に暴れてくれた。あぁ、負けたよ。地上戦は俺たちの負けだ。ゆえに全スキュラに命じる。即刻、抗戦行動を停止しろ」

ポッド内の3人と、クラリスちゃん達との交戦を中断してた女性が『了解です』そう答えて、ロッサが大人しなった女性に手錠を掛けた。

「さて。ここからが本題だ。聖王のゆりかご、航空空母アンドレアルフス、列車砲ディアボロス、装甲列車オルトロスとケルベロス、各航空戦闘機6種と陸戦兵器4種による、本戦闘は全て前座に過ぎん。負け惜しみだと思うか? ゆりかごによる地上爆撃? 列車砲による地方爆破? 陸戦兵器による地上制圧? ミッドチルダの支配? そんなもの、ただの時間稼ぎに過ぎない。さぁ、そろそろ第一波のお出ましだ!」

プライソンがそう言い放った直後、アースラのシャーリーから『た、大気圏外から熱源多数!』そんな焦りに満ちた報告が入った。大気圏外ってゆうことは、「宇宙からの攻撃ってことか!?」想像だにしてへんかった事態に驚く。

「プライソン! 大気圏外に在るのか!? アグレアスが!」

「フハハハ! そうとも! ミッドに生きる人間ども、畏怖せよ、今より来たるは恐怖の大王の先兵!」

「・・・っ! アレ、見て!」

なのはちゃんの指差す方――遥か空を見上げると、「アレはまさか・・・!」私たちは目を見張った。空を流れる幾筋の強烈な閃光。そう、アレはまず間違いなく「隕石・・・!」や。驚いてる私たちを余所にプライソンは笑い声を上げ続ける。そんで隕石はどこかへと落ちて行った。

「グリフィス君! 落下地点は!?」

『隕石の数は7つ! そのどれもが居住区より遠く離れた海などです! その大半が大気圏によって燃えてサイズが小さくなっているおかげで、被害は少ないですが・・・これで終わらないとなれば被害は徐々に大きくなってしまいま
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