暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic27恐怖の大王〜Agreas〜
[4/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
来て、そこを覗き込めば市街地が見えた。穴の内壁は初めからそうだったようにツルツルだ。シスターが「私が殿を務めますので、お先に脱出を」そう言ってくれたから、お言葉に甘えて私、なのはとヴィヴィオ、最後にシスターが穴に跳び込んでゆりかごから脱出した。

†††Sideフェイト⇒はやて†††

空と陸のガジェットやLAS、戦車や装甲車といった兵器が一斉に動きを止めた。おそらくなのはちゃん達がプライソンを止めてくれたんやろうね。残る航空兵力は、超機動を誇る戦闘機・ナベリウスのみ。搭乗者はイプシロンとゆうサイボーグの少女で、アリシアちゃんとトリシュ、アンジェちゃんが戦ってるのをモニターで見守る。

――シューティングスター――

「お!」

ヴァイス陸曹の操縦するヘリに乗って戦闘に参加してるアリシアちゃんの高速狙撃弾で、とうとうナベリウスの左主翼を貫くことが出来た。一瞬のふらつきってゆう隙を見逃すわけないトリシュの・・・

――天翔けし俊敏なる啄木鳥――

高速狙撃が右主翼を撃ち貫いて、ナベリウスはもう墜落するしかなくなってしもうた。それでもナベリウスは機首にあるガトリングによるエネルギー弾を放つ。

――レフレクスィオーン・ファーネ――

魔力旗を展開した“ジークファーネ”を振るうアンジェちゃんの反射魔法がエネルギー弾を捉え、その全弾をナベリウスに返した。もちろん主翼を失ったナベリウスに回避する術は無くて、全弾が着弾して爆発を起こす。そんでコックピットを覆ってた装甲が破壊されて、キャノピーが丸見えになった。悔しげな表情を見せてる素っ裸なイプシロンとようやくご対面や。脱出装置が働いたみたいで、座席ごとイプシロンが宙に放り出された。

『イプシロンはあなた達に最大限の称賛と、そして憤怒を贈ります!』

――ISマグネティックドミニオン――

「何や、今の軌道・・・!」

落下してたイプシロンがガクッと90度に方向転換して、側のビルの外壁に引っ付いた。そんで外壁を垂直に駆け上がって屋上に到着したところで、足元にテンプレートを展開、そんで吼えた。全身から迸る綺麗な紫色の電磁波が、あの子の立ってるビルや、近くのビル4棟を覆い尽くした。

「んなアホなことが・・・」

目の前で起こってる現実に思わず口が開きっぱなしになる。5棟のビルが土台ごと引っこ抜かれて、ゆっくりと宙に浮いたからや。この付近は避難が済んでるけど、やからってビルを5棟引っこ抜くなんて、どんな被害か・・・。

「アカン、あんなもんが振り回されたらこの辺りが壊滅する・・・!」

「こちらルシリオン! ビルは俺が対処する! イプシロンを止めろ!」

「ちょっ、ルシル君!?」

ルシル君がアリシアちゃん達に通信を繋げた。私とルシル君は今、戦線を離
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ