暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ガンダムW
1649話
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ルを振るう。
 1機、2機、3機、4機。
 連続して撃破されていくトーラス。
 ただ、やはりここにいるのはMDだけのようで、有人機はいないらしい。
 トーラスカノンのビームを回避しながら脳裏にステータスを表示させるが、撃墜数は全く増えていない。
 まぁ、その辺りは予想済みだった。
 元々バートン財団の主力はMDなのだから。
 だが、それでも実際にこうして見てみると張り合いがない。
 元々MDシステム自体がまだ完成されてからそれ程経っていないという事もあって、AIの能力はそこまで高くない。
 量産型W……とまではいかなくても、メギロートくらいに優秀であればもう少し戦いに張り合いも出てくるんだろうが。
 ともあれ、こっちが一方的に有利な状況で戦っていると、綾子が操る純白のトーラス、五飛とデュオのシェンロンガンダムとデスサイズが到着してMDに襲いかかっていく。
 次々に撃破されていくMD。
 それを見て、自分達に勝ち目はないと思ったのか……1機のトーラスがこの場から離脱しようとしているのを発見する。
 あれが指揮官機か。
 そう思い、スーパーバーニアでトーラスとの距離を縮めようとした瞬間、ドラゴンファングが伸びてそのトーラスを掴み、潰していく。
 五飛か。
 まぁ、俺が攻撃するよりも早く攻撃をしただけなんだから、別に何の問題もないんだが。
 ともあれ、指揮官機が撃破されたことにより、MDの指示を解除出来る者はいなくなった。
 後はここにいる敵を片付ければいいだけであり……それは俺を含むシャドウミラーが相手であれば、特に問題ないだろう。
 そして事実、10分も経たずにその戦闘は終了するのだった。
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