番外編その3〜戦国†恋姫の主要人物達の救済〜
京に向かう者達×外史の運命とエーリカを生かす使命
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いくら運命だとしても俺の使命を果たす為には二人の一撃を掴むしかチャンスがない。
エーリカは言う名を背負って自由意志はないと言うし、物語の筋に沿って動く駒。物語を何度も繰り返すのが外史の始まりと終幕としてな。俺はそう思う。外史を否定するようなエーリカは明智光秀という名の元で動いてるに過ぎない。
呪縛、か。そう思うと剣丞と信長は、剣丞の持つ柄を持ち光輝く刀をエーリカに向かって貫こうとした時。
「エーリカぁぁぁぁぁぁ!」
「おっとそこまでだ」
『!!!!』
「それはタンマだな」
「なっ!邪魔者か!ってその翼は!」
「よう、初めまして。新田剣丞に織田信長、コイツの命を散らすのはまだ早い!」
光輝く刀を親指と人差し指で掴むと同時に、輝きを無くした刀。刀を弾いてエーリカの前へ立つとこで、空間切断をエーリカの腹辺りに手を突っ込む。エーリカもだが剣丞と信長も呆然と見てたが、やがて俺の手が何かを掴んだと同時に引いた事で理解し微笑んでた。
「そうですか。貴方が私を解放しに来たのですか」
「解放であってそれは違うと断言しておく。俺はこの魂とそれを繋ぐ鎖を破壊しに来ただけだぁー!」
そう言いながら掴んだ明智光秀の魂とそれを繋がらせる鎖を断ち切った。と同時にエーリカは気絶したが、命に問題ないし邪悪なのを浄化したに過ぎない。残りは周辺一帯に炎を消すだけ。
「水の精霊よ、我に力を貸せ!ハイドロカノン、フルバーストモード!」
「凄い!一瞬にして炎を消した去った」
「にしてもアイツは何を言ってたのだ?我は前半しか聞き取れなかったが」
「久遠に分かりやすく言うと水を使った消火をしただけだよ」
火を消してエーリカを運ぶ俺と剣丞と信長と共に脱出。すると俺達を待ってたのは、剣丞隊ではなく巨大鬼が待ち構えていた。本来なら消えるはずだが、俺がエーリカの悪しき魂を滅したからか大きな拳を降り注ぐ。守護結界により護法五神や源氏の精霊らが守ってくれたし、運びながら仲間が居るとこまで走った。
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