ふたりの神様
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と笑った。
国広は呆気に取られた顔をしていたけれど、その顔がみるみるうちに赤くなっていく。染まりきらないうちに、自分でまた布を被って顔を隠してしまう。
「…」
「えーいいなーそれーそれ俺にも言ってよー」
「あたしの神様になってほしーなー清光〜!」
「なるー!」
清光がまたがばりと飛びついてくる。
「国広、返事は?」
清光の頭を撫でながら言うと、打粉広のまま、「…勝手にしろっ」とお言葉がかえってきました。素直じゃないんだから、ヤレヤレ。
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