暁 〜小説投稿サイト〜
ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜 外伝
バトルロワイヤル 前編
[1/6]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
「レディースアンドジェントルメン!早くも二日目になりました!本日第二ピリオドは、数々の波乱を起こした、バトルロワイヤルだ!
全員参加で、ポイントが与えられるのは生き残った三十組!
さあ選手諸君!準備はいいか!?第二ピリオド、バトルロワイヤル!!
レディー、ゴーーーッ!!! 」

司会の合図と共に、全機が広大なフィールドへと出撃する。

バトルロワイヤル用に肩とインフィニティブレイドの二翼にブースターパック兼ミサイルポットを装備している。

俺がフィールドへ出ると、場所はどうやら宇宙空間だ。だが、問題が早速起きた。

「囲まれてる上に、お前がいるのかよ…………カレヴィ シレン! 」

カレヴィ シレンの機体、クロスボーンガンダムX1の改造機・クロスボーンガンダムX1XX(ダブルクロス)から放たれるプレッシャーを感じ取り、すぐにグラディウスとルミノックスを抜刀する。

それを合図かのように、周囲にいた機体も行動を起こし、一斉にケルサスガンダムゼロに照準を合わせてきた。

────ならっ!!

粒子を纏わせ、攻撃を弾きながらクロスボーンガンダムX1XXに接近する。

『っ! 』

クロスボーンガンダムX1XXはムラマサ・ハイバスターで砲撃してきたが、辛うじて回避する。回避した砲撃は後ろにいた機体を襲い、乱戦へと持ち込む。

よしっ!あとは抜ければ!

そう思った直後、クロスボーンガンダムX1XXがムラマサ・ハイバスターからビームサーベルを発生させて接近してきていた。

「っ! 」

グラディウスに粒子を纏わせ、振るわれたムラマサ・ハイバスターと激突する。

「やっぱそう簡単に逃がしてくれないよな! 」

ルミノックスにも粒子を纏わせ、反撃に水平に斬り払う。クロスボーンガンダムX1XXはすぐに後退し、機体を半回転させてムラマサ・ハイバスターを斬り払ってきた。

グラディウスを逆手に持ち変え、ムラマサ・ハイバスターを受け、上へと弾いて防ぐ。

反撃ですぐにルミノックスを突き出すが、左肩のシールドで受け流される。流れる事により隙ができ、ムラマサ・ハイバスターを斬り下ろされる。

機体を辛うじて後退させることで致命傷は避けたが、ブースターパックごと左肩の半分を切断される。

そのままブースターパックを間に挟み、爆風に巻き込まれる前にお互い距離を取る。

「にゃろう………」

冷や汗が頬を伝い、クロスボーンガンダムX1XXを見据える。すると、相手から通信が入ってきた。

『強いね君。せめて左腕はもらおうと思ったんだけど』

「俺はくらうつもりは無かったけどな…………やっぱり、世界が相手じゃ厳しいか」

『ははっ。面白いな君。よかったら名前を聞かせてもらおうかな』


[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ