第12話
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周囲を見回していると何と片手にレンを乗せた”パテル=マテル”が”パンダグリュエル”の上空から現れて甲板に降り立った!
「クスクス、初めまして、結社の”執行者”――――”劫炎のマクバーン”と”怪盗紳士ブルブラン”。」
レンは小悪魔な笑みを浮かべてスカートを摘み上げて上品に会釈をした後マクバーン達を見下ろしていた。
「その人形は確かノバルティスの爺が騒いでいた”パテル=マテル”……って事はお前が”殲滅天使”か」
「フッ、噂をすれば影、か。何故君がこの場に現れたのかな?」
パテル=マテルを見て何かに気づいたマクバーンは興味ありげな表情でレンを見つめ、ブルブランは口元に笑みを浮かべてレンに問いかけた。
「うふふ、それを答える前に一つだけ訂正しておくわ。この場に現れたのは”レンだけ”じゃないわよ?」
「何……?」
意味ありげな笑みを浮かべたレンの言葉を聞いたブルブランが眉を顰めたその時、何とペガサスや飛竜を始めとした多くの翼を持つ騎獣達を駆る騎士達がパンダグリュエルの上空から現れ、更にパンダグリュエルと同等かそれ以上の大きさのメンフィル帝国軍の戦艦がパンダグリュエルの全方位から現れ、パンダグリュエルを完全に包囲した!
〜パーティーホール〜
「な―――あの紋章は……メンフィル帝国……!?何故メンフィル帝国がこの艦に襲撃を……――――!まさか……ユミルの件か!?バカな……被害も軽微で死者も出ていないのに、メンフィル帝国はエレボニア帝国との戦争に踏み切ったというのか!?」
一方メンフィル軍の登場を艦内のVIP達が休む区画にあるパーティーホールから見ていた貴族連合軍の”総参謀”にしてユーシスの兄―――ルーファス・アルバレアはメンフィル帝国軍の登場に困惑していたが、すぐに心当たりを思い出して信じられない表情で声を上げた。
「クッ……―――ブリッジ、私だ。何故今までメンフィル帝国軍の接近に気づかなかった!?」
すぐに気を取り直して現状を把握する為にルーファスはブリッジに通信をした。
「う、うわあああああっ!?い、一体どうなっているんだ!?」
「メ、メンフィル軍だと!?」
すると通信の外から混乱している様子の貴族連合軍の兵士達の声が聞こえてきた。
「こちら、ブリッジ!我々もその事に驚き、今観測に確認する所です!おい、何故今まで気付かな……え。な、何を……ギャアアアアアアッ!?」
「ヒッ!?お前もどうし―――グアアアアアッ!?」
そしてルーファスの通信に応答した貴族連合軍の兵士はルーファスの指示に答えようとしたが、通信機からは兵士達の悲鳴や断末魔が聞こえてきた。
「!!パンダグリュエルの乗組員達の一部とメンフィル兵達がすり替わっていたというのか…
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