暁 〜小説投稿サイト〜
提督はBarにいる。
艦娘とスイーツと提督と・EX2
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から脱ぐなよ?な?」

「てーとくの匂いがしましゅ」

「え」

「ふふ」

 穏やかな笑みになった榛名は、軍服を更に自分に密着させるようにギュッと引っ張ると、ソファに横になってスヤスヤと寝息を立て始めた。

「ふぅ、何とか鎮まったか……」

 下手すると酒癖の悪さじゃあ一番タチが悪いんじゃ無かろうか。とりあえず片付けるか……

「あ、ブラにパンツまで落ちてるじゃねぇか。って事は榛名、マジでスッポンポンになってんのか今」

「ヘイdarling、ただいま〜……。寂しかったヨ〜って、what?」

「あっ」

 最悪のタイミングで最悪の人物がやって来た。2人きりの執務室、(恐らく)全裸で眠る榛名、そしてその下着を握り締める俺……どう見ても『事後』です、本当に(ry

「おい、落ち着け金剛。勘違いだ、なっ?」

「……darlingの」

「いや、待て、落ち着け金剛っ!」

「darlingのアホー!」

「へぶぅっ!」

 バッチイイイィィィィン!と金剛に助走付きのビンタを喰らって吹っ飛ばされた。さすがはウチの最高錬度、パワーが違いますよ。その後、泣きじゃくる金剛を宥めて事情を説明し、何とか事なきを得た。そしてスヤスヤと眠る榛名を部屋に運び、残っていた比叡に後始末をお願いした。

 翌日、酔いが冷めた榛名には記憶が完全に残っており、恥ずかしさから引き込もってしまったのはまた別の話。










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