第一部 ケイオスクルセイダーズ
プロローグ ビギンズデイズ
4.VS魔理沙・早苗〜クレイジーダイヤモンドは砕けない〜
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て……なん、だと」
早苗は立っていた。白が目立つその巫女服を血で汚しても立っていた。
「まだ、勝負は、ついていませんよ」
「……やめておけ。傷は小さいとはいえ、わき腹が貫通していて血も流れてる。最早、立っているのもやっとなんじゃないか?」
丞一の言う通り、早苗の足は震えており、立っているのもやっとというように見えた。しかし、そんなことは関係ないと言わんばかりに、早苗はスタンドを出した。
「………『クレイジーダイヤモンド』の能力は『直す』能力」
「だが、死人、自分は直せない」
「そして、ジョジョ!次にあなたは「もう終わりだ。勝負は決している」と言う!」
「もう終わりだ。勝負は決している、ハッ!」
「あなた、さっき、自分で言いましたよね?『思いこむということは何よりも恐ろしいことだ』と。その言葉そっくりお返し、します」
「な、何を、まさか!」
「『直す』!」
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