標的0 Prologue
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れる
「…何も聞かないんですか?」
「何がです?」
「だってあんな醜態さらしたんですよ?」
「どうせ話したくないんでしょう?」
「まぁ…それは」
「なら何も聞きませんよ。まぁ、本当に辛い時、我慢できないときは聞いてやらないこともないですが」
「…何ですかー。その上から目線」
「お前は生意気だけど可愛い愛弟子ですから、本当に辛い時はヴァリアーを抜け、僕の元へ戻ってきなさい」
「…話はぐらかされた気がしますー」
それから、近況報告やお互い小突きあってミーたちは就寝しました
次の日、ミーとししょーは敵対勢力の偵察をするべく、森を翔けていました
「ししょー、今回の敵ってそんなに手ごわいんですかー?」
「敵自体はそうでもないですが匣兵器が厄介と聞きます」
「ふぅん…」
「あとはあまりいい噂も聞きませんしね」
「ふーん。薬物の密売ですかー?」
「そういう噂もあります。けど問題は人体実験してると噂されてます」
ししょーはそういうと顔が険しくなります
「…確かにそれは見過ごすには気分の悪い案件ですね。でも分かりませんね」
「…何がです?」
「ミーはともかく、そんなファミリーの元へ何故ししょーが行くんですかー?十代目ならししょーをそんな所に送り込まないと思うんですがー」
「あぁ、その事ですか。僕がお願いしているんですよ。僕はマフィア残滅とか言ってますがさすがに無差別では効率が悪すぎます。ですのでまずは黒い噂の絶えないところから壊滅させることにしました。」
「ふぅん。ししょーも一応考えるんですねー。だからそういう情報の集まりやすいファミリーに所属してるんですね。てっきりただ素直になれないツンデレかと思いましたー」
「…お前にだけは言われたくないですね」
敵の確認を終えた所で丁度敵さんのお出ましですー
「おや、もう見つかってしまいましたか」
「めんどーですねー」
「貴様らか!最近我がボルサネーラファミリーを嗅ぎまわってるという奴らは!」
「…そーなんですかー?」
「…はい。何回か偵察には来ています。ただ、思ったより規模がでかかったのでお前に来てもらいました」
「ふーん。めんどーですねー。殺りますかー?」
「許可します。そのために暗殺部隊であるお前を呼んだのですから」
「りょーかい!」
そう言ってミーは森全体に幻覚を広げましたー。森全体は赤い血糊の様なものがついてる木になり、その木の陰にはミーが沢山います。更には時折ナイフや石、ナッポー等の鈍器も飛ぶようにする。もちろん、幻覚に混ぜた本物もありますよー
「…フラン、どんどん君の幻覚えげつなくなってないですか?」
「えー?気のせいじゃないですかー?それに元はししょーの教えですよー」
ミーたちが会
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