暁 〜小説投稿サイト〜
虹の転生者達
標的0 Prologue
[2/6]

[1] [9] 最後 最初 [2]次話

 スクアーロ先輩が明らかに拗ねてるようなベル先輩に話しかける

「…何かあったのかい?」
「いやよぉ゛…さっきフランとすれ違ったんだが泣いてるように見えてなぁ゛」
「はぁ?あのカエルが?気のせいだろ」
「そうかぁ゛?…それと何か嫌な予感がひしひし感じやがる。さっさと仲直りした方がいいぞぉ゛」
「っち。るっせぇな。二重の意味でよ。王子が何しようがお前には関係ないじゃん。」

 そう言ってベル先輩は立ち上がる。

「気分悪ぃ。任務行ってくる」

 そう言いながらベル先輩は談話室を後にしました。



 それから数時間後、ミーはジャッポーネの空港へ降り立ちました。

「…ふぁああ。やっとジャッポーネに着きましたね。えっと確かあのナッポーがミーの迎えに来るんですよねー」

 ミーはそう言いながらあの特徴的すぎる髪形を…(グサッ)探すまでもなく見つかりましたね

「ちょっとー。久しぶりに会った弟子に酷いじゃないですかー。ししょー」
「クフフ。ちょっとした挨拶じゃないですか。」
「…槍を頭にぶっさす挨拶とか相変わらずイカレてますねー。サイコp(グサッ)ゲロ」

 …うぅ、また刺されました。

「まったくししょーは相変わらず短気ですねー。ちょっとしたじょーだんじゃないですかー」
「…フラン?どうして泣いてるのですか?」
「…へ?」

 ししょーに言われてミーの目から熱い汁が出てる事に気が付く。

「あれ…?おかしいなー…?なんで…ミー…泣いて」
「………」

 呆然としてるとししょーは黙ってミーを抱きしめます。幻覚で周りから見えない様に。…そういう気遣いムカつきますが今は黙って甘えときましょうか。
 そう思ったとき、ミーの目からダムが決壊したかのように涙が止まらなくなりました。
 


 それからの事はあまり覚えてません。気づいた時にはミーはボンゴレのアジトに居て寝室のベッドで寝てました。喉乾いたな思いミーはベッドから降りて寝室から出てキッチンへ向かいました。

「…ししょー」

 キッチンに着くとどういう訳かししょーが眼鏡をかけて資料を眺めていました

「おや、起きましたかフラン」

 ミーに気づくと資料から目を離し眼鏡を外しました。

「お仕事中ならミーにお構いなく続けててください。水飲みに来ただけなのでー」
「おや、おチビがそんな事を言うなんて珍しいですね。大丈夫ですよ。ただの最終確認ですので」
「そうですかー?」
「ホットココアでよろしいですか?」
「…え。ししょーが淹れてくれるんですかー?…明日任務大丈夫ですかね?」
「どういう意味ですか?」
「じょーだんですよ。」

 他愛のない雑談をしながらししょーはミーにあったかいホットココアを淹れてく
[1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ