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ブレイブソード×ブレイズソウル 傷だらけの魔王「EDEN壊滅編」
第三部
五章
鍵と扉

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ヘルズ「私が幽閉されてたのはユグドラシルなんて生温い所じゃねぇよ・・・天界だ・・・でもお前が無事で良かった」

ヘルズはゲーティアをギュッと抱きしめながらリンを睨みつけた

ヘルズ「おいリン・・・お前私との契約忘れたとは言わさないぞ」

ヘルズの威圧にリンは歯をギリッと音をたて食いしばった

リン「ヘルズ・・・契約は忘れていないが・・・お前は僕の魔剣だろ」

リンの言葉にヘルズは鼻で笑った

ヘルズ「は・・・笑わせてくれる言ったはずだまだ私はお前を主と認めてもないと・・・それにゲーティアがお前の傍に居るからいるだけの話だ・・・だがお前は契約を破ったな・・・ゲーティアは連れて帰るぞ・・・」

ヘルズはそう言い残しゲーティアと共に何処かに消えた

リン「ヘルズゥゥゥゥゥゥ・・・チィ・・・ジークフリート来い」

リンは感情を荒ぶらせてジークフリートを引き抜いた

ジーク「マスター・・・怖いよ・・」

リンはジークフリートの言葉を無視して強制的に魔剣状態にした

タイガ「てめぇそれでも王か・・・悪い秋茜斬りたくもないものを斬らせるがいいか?」

タイガがそう言った瞬間の事だったタイガの傍らに薬指に指輪をはめた紅葉のような綺麗な髪の狐耳の少女が現れた

秋茜「貴方がそう言うのなら私はあの子以外ならなんでも斬りますよ・・・あの日に約束したじゃないですか・・・フフフ」

クスッと笑いまた魔剣状態に戻りそして紅葉のような色に刃を輝かせた

━━全ての悪しき者を私が清めます・・・さぁ行きましょうブレイズドライブ・・・貴方の汚れが消える事を祈ります━━━

秋茜の放ったブレイズドライブがリンの左腕に直撃し
そしてリンの左腕が吹き飛んだ

リン「僕の・・・僕の腕を・・・タイガ君・・・君を殺す」

リンの腕からボタボタと流れる血を必死に止めようとジークフリートがリンの腕をギュッと抑え

ジーク「マスターもうこの場は逃げよ・・・ねぇマスター」

ジークフリートの言葉にリンは舌打ちをしてやむ負えずEDENから撤退した

リン「タイガ・・・君の全てを僕が壊してやる・・・シュウ君も僕が殺すからね」

そうタイガに言い残しリンは消えた

━━━━メイグルーン砂浜━━━

秋水「バカ主これ見て」

シュウ「な、EDENが襲われたって・・・みんな早く用意を済ませてユグドラシルに向かうぞ」

シュウ達は慌てて支度をしEDEN本部のあるユグドラシルに向かった

・・・・・・
続く

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