38話「ロリへの愛は世界を救うか?I〜米軍の包囲殲滅陣は最強なんだよ!〜」
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座に振り込んでやるから、それで温泉にでも行け……」
なんて事だ。よく考えたらエロフィンも十分、可哀想な女の子じゃないか。
触手とイチャイチャさせられて、大切で大事なものを失うとか……残念すぎるエルフ娘にも程がある……存在そのものが可哀想だ……本当、こんなにエロい身体で可哀想……。
「し、失礼なのですっ!こう見えても風系統の魔法を操る事に長けているのですよー!」
「え……爆裂弾でゴブリンのアジトを吹き飛ばしてなかったか……?」
「炎は便利なのです。最小限の魔力で広範囲を焼けてエコなのですよー」
「自然破壊がエコだとっ!?」
「古い森は焼いた方が良いのです。古い木があると新しい木が生えないのですよ」
「エルフとは思えない発言だ!?」
「それよりも、必要な情報はこれだけで良いのですか?」
「えと……米軍は動いているんだよな?」
「ワープゲートの周りに包囲陣を敷いて頑張っているそうなのですー」
「ん……可笑しいな……?」
「私を裸にして吊るすキチガイの頭は確かに可笑しいのです。吊るす時にオッパイを何回も揉まれてセクハラまで受けたのですよ!これだから人間の男はクズ――」
エロフィンはそう言って、恥ずかしそうに両胸を隠した。バスタオルで守られているとはいえ、俺が人間の男だと意識し、警戒しているようである。
だが、そんな事はどうでも良い。エロフの裸より、白真珠の裸の方がきっと価値がある。それよりも、この凄い違和感を解決するのが先だ。俺は白真珠とエロフィンの二人の綺麗な目を見た後に口を開いた――
「……今の状況をな……魔族側の視点になって考えてみるとおかしいんだ。これを見てみろ」
魔法の鞄からゴールドアップを取り出して、縦に並べてみた。
「このゴールドアップルを魔物だと考えて、その周りに米軍の包囲陣があると仮定すると――」
〜〜〜〜
縦「攻撃があたり辛いお」
●
● 横「命中率が一気に5倍だお」
●
● 米軍「魔物がどこに逃げても、銃殺だぜぇー!戦場は本当に地獄だぁー!フッハハー!」
●
〜〜〜
「銃弾がとっても当たりやすい戦場にならないか?」
「これは何なのですか?」エロフィンが聞いてくる。
「米軍がワープゲートを包囲しているって事は、弾丸の命中率が劇的に跳ね上がる事を意味するんだ。魔物の行動を制限し、地雷で移動範囲を狭くして密集させ、弱点になる側面を撃ち放題な上に、狭い範囲内に十字砲火する訳だから……命中率は恐らく数十倍に跳ね上がる。魔物が10万匹死んで、ようやく米軍兵士が一人事故って死ぬかどうか。恐らく、そんな糞みたいな戦場が出来上がるはずだ」
「あぅ?私が吊るされて裸を見られ損という事なのですか!?大人しく戦場にいっ
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