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転生とらぶる
ガンダムW
1646話
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も技量は確実に上だ。
 それは、MDを相手に戦っても圧勝しているのが、証拠だろう。
 だからこそ、五飛にとってシェンロンガンダムは今のままでも十分だと、そう思っているらしい。

「五飛が自分の機体に愛着を持っているのは分かるが、それでも強化出来るうちに強化した方がいい。今までは大丈夫だったからといって、これからも大丈夫とは限らない。それは、五飛が一番分かっていると思うが?」
「それは……」

 言葉に詰まる五飛。
 自分の力を理解はしているのだろうが、それでも出来れば……そう思っているのか。

「ガンダムを開発した科学者としては、今のシェンロンガンダムを更に強化する事は可能か?」
「……ふむ、少し難しいところだな。無論アイディアはあるし、シェンロンガンダムを開発した時に技術的に不可能だった事が可能になっている点もある。だが……大々的な改修をしても、そこまで性能が上がるとは思えん」

 表情を変える様子もなく呟く老師O。

「なら、どうすればもっとシェンロンガンダムを強化出来ると思う?」
「儂だけではなく、他の視点を持っている者の意見が欲しいところだ」
「例えば……他のガンダムを開発した科学者達の、か?」
「率直に言えばな」

 やっぱりか。
 原作でもデスサイズヘルとアルトロンガンダムは、他の科学者達がいてこその改修だった。
 勿論、デスサイズとシェンロンガンダムを基にしている以上、プロフェッサーGと老師Oが中心になったのは間違いないだろうが。
 あるいは、時間を掛ければデスサイズヘルとアルトロンガンダムになるのかもしれないが……

「今、デュオがプロフェッサーGを迎えに行ってるし、地上にはハワードもいる。その3人で協力して、何とかならないか」
「……不可能ではない、と思う。だが、確実にとは言えんな」
「そうか。……まぁ、この件は俺達だけじゃなくて、プロフェッサーGが到着してから決めた方がいいだろう。大人しくデュオと一緒に来てくれればの話だが」

 その辺が問題なんだよな。
 性格が捻くれている……という程ではないが、それでもやっぱり素直という訳ではない。
 大人しくデュオとヒルデに連れられてやってくればいいんだが。
 最悪の場合、ハワードのみと協力してという事になる、か?

「まぁ、シェンロンガンダムについてはそれでいい」
「ふむ、次はトールギスについてだったか? ……まさか、あの機体を乗りこなす者がいるとは思わなかったが」
「色々と厄介な機体ではあったが、そこまででもなかったな」

 ぶっちゃけ、機体の加速度という意味では、スーパーバーニアを持つトールギスであっても、ニーズヘッグの足下にも及ばない程度の性能でしかない。
 そんなニーズヘッグを恒常的に操縦していた俺にとって、トー
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