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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第二十九話 模擬戦 スターズ
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?」
フェイトは周囲を素早く見渡す。
すぐにウイングロードを走るティアナを捉えた。
手にするクロスミラージュの先端から、オレンジ色の魔力刃が突き出ているのが見える。
「バリアを切り裂いて、フィールドを突き抜ける!」
ループ状になっているウイングロードを一気に駆け上がったティアナは、頂点からフェイトめがけて飛び降りた!
「一撃必殺!」
スバルがフェイトを抑え、ティアナが頭上から攻撃を仕掛ける!
「でぇあぁぁぁぁぁぁ!」
「やめろおぉぉぉぉぉ!」
バサッ
幻影のティアナが消えた時、ヴィータは、なのはが手にしたファイルを落とした事に気づいた。
「どう……」
どうした、と聞こうとしたヴィータは、なのはが悲しそう顔でバリアジャケットを身につけているのを目にし、言葉を失った。
なのはは何も言わず、模擬戦が行われている方へ向かって飛んで行った。
アスカside
オレはビルを駆け下りて、模擬戦が行われている地点に向かって走り出した。
あそこまでバカとは思わなかった!
オレ魔力のは、あと一回発動できるかどうかって所か。
何とかアイツ等を止めよう目を向けると、ハラオウン隊長とスバルが鍔迫り合いをしているのが見える。
ティアナは……いた!
ループ状になっているウイングロードを駆け上がっている。
ん?クロスミラージュの先から何か……魔力刃か!本気でやるつもりかよ!
そう思っていたら、ティアナがウイングロードから飛び降りた!
下にはスバルに抑えられたハラオウン隊長がいる。
フラッシュムーブじゃ間に合わない!
迷っている間はなかった。
オレは、今まで一度も成功した事のない最速魔法を発動させた。
「ソニックムーブ!」
outside
フェイトはスバルを押さえつけながらティアナの動きを目で追っていた。
ループ状のウイングロードを駆け上がるティアナ。クロスミラージュの先にある魔力刃が確認できる。
(だとすると、バリアを斬り裂いて、捨て身の一撃必殺…そんなの、教えてないよね…)
フェイトも、なのはのように悲しそうな表情になる。
(スバルを押さえつけて、バルディッシュでティアナを……え?)
「やめろおぉぉぉぉぉ!」
「きゃっ!」
反撃プランを練り上げた瞬間、フェイトは第三者の圧力に弾き飛ばされた。
それは、まさにティアナが斬りかかる瞬間であった。
飛び散る血の滴が、スバルの頬にかかった。
それと同時に、
「があぁぁぁぁぁ!!!」
獣の咆哮のような叫び声が周囲の空間を揺らした。
「な…
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