第一部 ケイオスクルセイダーズ
プロローグ ビギンズデイズ
3.開戦の火蓋切って落とされる
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か!こいつはたった一日前に来たばっかり何だろ!」
「昨日の夕方に来たばっかりね。確かに普通のやつなら魔理沙と同じ考えでしょうね。でも、丞一は普通じゃないわ。あの紫が連れてきたんだもの。一癖も二癖もあるに決まってるわ。文句はないでしょ。丞一」
「二人が相手か?本気を出していいんだろ?」
「当たり前じゃない。言っとくけど二人とも本気を出さなきゃだめよ。丞一の能力が分からなきゃ意味がないんだから」
「………はあ、わかったよ。やりゃあ、いいんだろ。死ななけりゃ早苗が何とかするもんな」
「え?は、はい。死ななければ私が直しますから」
『死ななければ』『直す』。この言葉を丞一は聞き逃さなかった。
「なら良かった。うっかり殺さなければ一応怪我しても大丈夫みたいだな。思いっきり──────お前らを負かせられる」
「私をなめすぎじゃないか?これでも、霊夢と一緒に結構な数の異変を解決してきたんだぜ」
「なめちゃいないさ。むしろ警戒しているまでもある」
魔理沙が早苗といった子のことを。記憶の奥底の方で何かが引っかかる。何かが早く気づけよと信号を送っている。
「ただただ、俺は事実を予言しただけさ」
「魔法使いに予言なんて十年早いぜ!」
「始めなさい!」
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