暁 〜小説投稿サイト〜
〜異世界BETA大戦〜 Muv-Luv Alternative Cross Over Aubird Force
資源惑星ラガールB
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・・・・。
まぁ俺のいた日本でいうところの佐世保名物レモンステーキみたいなものだろうか。
タケルちゃんたちの日本の九州は1998年にBETAが上陸してきた際に壊滅させられているから、たぶん彼らはそんなもの知らないだろうな・・・・。
それにしてもBETAの北九州上陸に始まる西日本侵攻ではBETAに3600万人も喰われたんだよな・・・・。
あいつらどんな食欲していやがるのか・・・・・、あ、そうかあの勢いで中国人やインド人や大陸中央部の民族数十億人みんな喰っちまいやがったんだっけか。
みんなG元素にされて宇宙の果てのBETAの飼い主のところに送られたのか・・・・。
ほんとうにろくでもない害獣どもめ・・・・。

「えっと、その・・・中佐殿?」女性下士官が怪訝そうに俺の顔をのぞいている。
「ああ、すまない、ちょっと考え事をしてしまった・・・。」俺はバツが悪くなって恥ずかしかったが、とりあえず謝ることにした。
「いえ、それで中佐殿は本日何を召し上がりますか?」そうだ、それを決めていなかった!
とりあえず、おすすめで間違いなさそうだな。
「では、オルキスビーフのモレンソテーにしてくれ。トマットサラダもつけて欲しいな。」
「ライスとブレッドどちらにしますか?」そうか、米とパン選べるんだった!
日本人なら米だよね!・・・今は日本人じゃないけど・・・だが俺は迷わずライス大盛りを注文した。
「了解しました!」女性士官はなかなか良い笑顔で応えながら端末にオーダーを入力してくれた。
さて、ではこの世界において俺が知る中で最も緑茶に近いアマティス茶でも一緒に飲むかな。

ちょうど席についた時、向こうからタケルちゃんが料理を持ってこちらに歩いて来た。
「すんません、お待たせしました?」相変わらず敬語なのかそうでないのか微妙な言葉づかいだが、一応気を使ってくれているようだ。
「いや、今着席したとこだよ・・・ん?タケルの持ってきた定食っぽいやつ?!おま、それはまさか!・・・・・・」そう、どっからどうみてもアレなんです。
「え?ああ、これバーサのソイスープ煮定食だけど、まんまサバ味噌定食なんですよ!」タケルちゃんは嬉しそうに定食の匂いを堪能しながら教えてくれた・・・バーサ・・・サバ・・・ソイスープ・・・味噌・・・。
「・・・おまえはどれだけサバ味噌定食好きなんだよ?・・・・。」こいつはほんとうにブレない奴だ。
Muv-luvの食堂シーンの描写ではかなりの確率でサバ味噌定食食べているからな・・・。
「いやだって、ダイスケさん合成サバ味噌定食食べた事ないでしょ?」
「ああ、確かに食べたことないな・・・・どんな味なのかわからんけど興味はある。」実際どんなものなんだろうって思うんだよね。
「普通に天然もの食べてる人からしたら、あれはほんとにヒドイから
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