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〜異世界BETA大戦〜 Muv-Luv Alternative Cross Over Aubird Force
資源惑星ラガールB
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第14機動師団は4時間後にはほぼラガール全星を制圧した。
6時間後にはオルキス本星からこちらへ向かっている陸戦師団と工兵師団が到着して、機動師団と地上警戒任務を交代、工兵師団が施設の復旧作業を行う予定である。
ダイスケ達情報部直属部隊はラファリエス軍一行を乗せたVTAと共に旗艦オルフェーリアへ帰投していた。
VTA搭乗の際、ラファリエス人たちの乗船検査を行ったが、懸念されていたクロノタイトの持ち込みというような事はなかった。
ダイスケは、単なる思い過ごしか、と思いつつも警戒心が全く引かないジュール中尉に何となく不信感をおぼえているのだった。
うーん、間違いなく何かやらかしそうな顔してるんだけどな。
まぁ顔で決めつけちゃいけないんだけどね。

それにしても、ラガールのオリジナルハイヴでG元素が見つかったという事は、他の惑星で制圧されたハイヴにも貯蔵されているはずで、各政府も解析に躍起になっているだろうな。
解析が出来ればエネルギー源としてはクロノタイトとほぼ同等だという事がすぐわかるし、どこの政府も持っているとなれば、あまり秘匿価値がなくなっている気もするね。
あ、G元素の精製過程はまだ未解明だっけか・・・。
なら、大した量は確保出来てないのか。
でも何となくの予想だと、何らかの手段で有機物や無機物を含む炭素系の物質を合成して生成している気がするんだけどね。
じゃなければ人類を含む炭素系の生物をも捕食している意味も不明だしな・・・。
そういえば、BETAってG元素を収集する為の作業ユニットじゃないか?って見解も二次小説だったか掲示板かで見たな。
確かにその可能性はあるだろうし、ま、単に戦闘ユニットも兼ねているだけって可能性もあるしな。
そもそも戦闘という概念が無い種族が作ったのなら、ああいうふうになるのか・・・な?
でもあれだけの運動能力を持った疑似生命を作り出す奴らの設計する戦闘ユニットなんて存在したとしても絶対に出会いたくないな・・・嫌な予感しかしないぞ・・・。

そんな事を考えながら決済書類を片付け、やるべき事を終え、ふと時計を見ると既に18時をまわっている・・・・・さて、腹減ったし夕飯でも食べに行くかな。
たまにはタケルちゃん誘っていこうかと思い、連絡を取ると応諾がかえってきたので、士官食堂へ向かった。
さぁ、今日は何を食べようか、と考えながら食堂へ入った。
とりあえずいつも通りまずはおすすめを訊くのが一番だろうと思い、「今日のおすすめは何だろう?」と入口受付をしている輜重課の女性下士官に話しかけた。
「中佐殿、いらっしゃませ!本日のおすすめはオルキスビーフのモレンソテーですね。」女性下士官はとてもいい笑顔で答えてくれた。
それにしても、レモン=モレン・・・・・・・レとモを入れ替えただけというネーミング・
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