第六章
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れ位じゃな」
「懲りないんだな」
「そして続けるんだな」
「要はもう二度とあんなのに引っ掛からないといいんだよ」
まさにその通りだが普通こうした状況では言わない言葉だった。
「だから俺はやるぜ」
「やれやれだな。全くな」
「まあ精々頑張れ」
「それでもう二度とそんなのに引っ掛かるなよ」
「気をつけろよ」
「気をつければいいだけだからな」
本当にだ。小泉は懲りないまま言っていく。
「後ろが完全復活したらまた行くさ」
「ああ、痔主になったんだな」
「それでも懲りないのは凄いな」
「ある意味尊敬に値するよ」
「全くだぜ」
周りはまだ懲りずに女遊びをしようという小泉を見て呆れていた。彼は確かに地獄を見た。しかしそれにめげることはなかった。あくまで女を求め動き続けるのだった。
ナンパは危険 完
2012・6・26
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