暁 〜小説投稿サイト〜
ランス 〜another story〜
第3章 リーザス陥落
第97話 ゴールデン・ザ・ランス作戦
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るから これだけは明言をしておく。

「だから面白おかしく誘導するなミリ。……それに 皆もアホな事も言うな。っというか 静かにしてろっての。一応は潜入中なんだぞ」
「貴様ら!! そんなガキの方に群がるじゃない!! オレ様の方へ来い!!」

 あきれ果てるユーリと怒るランス。
 ちゃんとランスにはシィルやマリアがいて、今も四六時中いじくりまわしてるのに、まだ飽きてない様子だ。

「ランスは楽しんでるんだから良いだろ? なーんか もぞもぞと動いてる気配がするしー」
「ふんっ! だが、これはボリューミーな感触だ。ひょっとしてミリのおっぱいか?」
「残念。声が反響して距離が判んねぇと思うが、オレのじゃないんだな」
「や、やめてってば! さっきから私の事離さなかったくせに、今更……あんっ!」
「なーんだ。マリアだったのか。がはは! さっきまではマリアのおっぱいを楽しんでて今は一回り大きくなったから気になっただけなのだ。つまり、これはお尻だな〜。でかいわけだ!」
「むかっっ!」

 暴言を吐かれたマリアは咄嗟に腰に携えていた武器を手にかけて、ランスがいるであろう方向へと構えた。

「うぐっ! こ、この冷たい感触は……、って まだだ! マリアまだ! オレ様に向けるんじゃない!」
「見えないんだから不可抗力じゃない? マリア。なんなら引き金ひいちゃってもいいわよ。もう城内に潜入は出来たんだからここからでも行けるでしょ。じゃない? ユーリ」
「まぁ ハニーの中から出る為には壊すのが一番早いが……」
「こらぁ? 何を言っておるのだ! 止めんか馬鹿者!! だぁ もういいわ! ここから行くぞ!!」

 ランスがそう言うと、皆の雰囲気も即座に変わった。
 どれだけ ふざけていても、集中すべき所はしっかりと集中する。それが出来るから、メリハリがしっかりと付けられるから、此処まで勝ち続ける事が出来たのだ。

「おう! こっからがショウタイムだ! 速攻をかけるぞ。ユーリ! 貴様らはマリア達をつれて城門をやぶって外の連中を引き込め。オレ様はリアを助けてくる」
「ああ。任せろ。後はリック達も中にいる筈だ。合流しておく」
「了解!」
「解ってるわ」
「ああ、判ってるぜ。戦いたくてうずうずしてるだろう死神隊長と鬼さんとの合流を果たしてくらぁ!」
「ガンバるですかねー!!」
「頑張ります」

 部隊を更に分ける事にした。
 リアを助ける部隊はこの少数部隊の中でも更に削った人数。城内へと忍びこむ為に人数を少なくしたのだ。

「レイラさん。案内を頼めるか?」
「ええ。任せて。この辺りはしっかりと把握しているわ」 
「あ……。私も行く! やっと、やっと戻ってきた……リア様……っ…!」

 かなみもそちら側へと。心情的にはユーリ
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