ガンダムW
1645話
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ラーに所属しているが、オペレーション・メテオ開始時はOZだけではなく連合軍にもガンダムは被害を与えていたのだから。
……まぁ、デキムが考えていた本当の意味でのオペレーション・メテオに比べれば、随分と地球の被害は軽微なものだったのだが。
だが、本当のオペレーション・メテオを知らない以上、その辺りを話す訳にもいかない。
もしその辺りを話したりすれば、シャドウミラーとして活動する事によって弱くなってきたガンダムのパイロットに対する風当たりの強さが、また元に戻る可能性がある。
こちらとしては、そんなのは絶対にごめんだった。
「とにかく、俺達は暫くの間はこのD-120コロニーで活動する事になる。……そうだな、俺達が案内するよりは五飛に案内して貰った方がそっちも気が休まるだろう。構わないか?」
視線で尋ねると、五飛は問題ないと頷きを返す。
五飛にとっても、老師Oは馴染みの深い相手だ。
ここに到着するまでも色々と会話をする機会はあったんだろうが、それでもこうして直接この基地を案内しながらしたい会話もあるだろう。
もっとも、その内容によっては連合軍によって妙な勘ぐりをされるような事もあるだろうが。
だが、当然五飛達もそのくらいの事は理解しているだろう。
そんな馬鹿な真似はしないだろうし、もしするとしても何か意図があってのもの……だと思いたいところだ。
「じゃあ、取り合えずこの場は解散。……ああ、そうだ。老師O。シェンロンガンダムとデスサイズ、トールギス……それ以外にもちょっと話したい事があるから、一通り案内して貰ったら俺の部屋にやってきてくれ」
「ふむ、こちらは構わんよ」
向こうにも色々とMSについての話は聞きたいし、俺の部屋はスライムを使って安全を確認してある。
勿論凛と綾子の部屋も同様にスライムを使っての調査はしてるので、盗聴器や小型カメラの類は存在していない。
五飛やデュオ、サリィ、シルビアといった面々の部屋は確認していないが……俺達に対するこの基地の人間の態度を考えれば、多分大丈夫だろう。
いや、ガンダムのパイロット2人はもしかしたらという可能性もあるか。
ただ、五飛やデュオには俺の能力の事を出来るだけ隠しておきたいんだよな。
ホワイトスターとの連絡が取れれば話は別なのだろうが……
魔術や魔法、それ以外も様々な……いわゆる、ファンタジーに分類出来る俺や凛、綾子の能力は、秘密になっていればなっているだけ、その効果は高い。
もし俺達の能力を知れば、それこそ例えガンダムのパイロットであっても、『そんなの勝てるか、バーカ』と言ってきそうだが。
いやまぁ、五飛はそんな風な事は言わないだろうが、デュオ辺りは言いそうなんだよな。
「さて、アクセル。じゃあ五飛の案内が終わるまで、
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