ガンダムW
1645話
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事か。
「凛、1回デートしただけで、体力的に限界になってただろ?」
「ちょっ、綾子。ここでそれを言うのはデリカシーに欠けるわよ!」
綾子の言葉に凛が薄らと頬を赤く染めながら告げる。
まぁ、ホワイトスターにいる時は10人以上の恋人を毎晩体力の限界まで責めていたんだから、それを1人で受け止めるというのは無理があるしな。
……半サーヴァントの綾子と2人掛かりでも、十分とは言えないが。
「あの、アクセル代表。出来ればそういう話題は私達がいない時にして貰えると助かるのですけど」
横で話を聞いていたシルビアが、顔を真っ赤に……それこそ、話題になっていた凛よりも赤く染めながら、そう告げる。
まぁ、シルビアは基本的に箱入りのお嬢様だからな。
当然この手の話の耐性もそうある訳じゃない。
ここにはいないが、ギンターは色々と苦戦しそうだな。
凛を実の姉のように慕っているシルビアだけに、話の刺激もより一層強いというところか。
「……何だかな。まさか、シャドウミラーがこんな場所だとは思わなかった」
老師Oがどこか呆れたような……そして力が抜けたような様子で呟く。
まぁ、シャドウミラーの戦績とかから考えれば、これは色々と有り得ない光景に思えても仕方がないか。
「ま、シャドウミラーはこんな具合の組織だ。老師Oがいたコロニーとは違って、堅苦しいのは全くない。すぐに慣れろとは言わないが、それでも溶け込めるようにしてくれ」
「……ほう。何故、堅苦しい組織だと思う? 五飛がその辺りを話すとは思えないが」
俺の一言に反応してそう告げてくる老師Oだったが、俺はそれに軽く肩を竦めるだけで言葉を返す。
「別にそんなにおかしな話じゃないだろ。五飛を知ってれば、大体想像がつく。特に同じガンダムのパイロットのデュオもシャドウミラーにはいるしな」
「なるほど。まぁ、今はそういう事にしておこうか」
少し情報を話し過ぎたか?
いや、だが、これからの関係を思えば、多少はこっちをオープンにしておく必要があるのも事実だ。
その日は結局そのまま老師Oの歓迎会……といきたかったところなのだ、本人が乗り気ではなかった為に、特に何も行わなかった。
まぁ、周囲に若い者だけがいるというのは、色々と落ち着かないものがあるんだろう。
五飛と老師Oの2人は、そのままD-120コロニーの中を見て回ることになり、2人と……一応念の為という事で、サリィがそっちについていく。
このD-120コロニーは連合宇宙軍の本拠地だ。
そう考えれば、ある程度性格を知っている五飛はともかく、初めて会う老師Oをそのまま放って置くわけにはいかなかったという事だろう。
ましてや、老師Oはガンダムの開発者だ。
今でこそ五飛はシャドウミ
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