ガンダムW
1644話
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ピンクか? そんな風になっている。
余程味に自信があるのか、キャベツやタマネギといった野菜は全くなく、シンプルにパンとビーフカツだけの料理。
それでいて値段はそれなりのものなのだから、恐らくこれがこの店の看板メニューなのだろう。
「へぇ……」
感嘆の声にそちらに視線を向けると、そこでは凛が感心したように紅茶に視線を向けている。
店長のお薦めだけあって、紅茶の味も一級品だったらしい。
「コロニーでこの味をこの値段で出せるというのは、正直凄いわね」
「そうなのか?」
「ええ。勿論お金に糸目をつけなければどうにでもなるけど……ここが連合軍の本拠地だからというのも、大きいでしょうね」
紅茶にうるさい凛がそう言うのだから、実際その紅茶はいいものなのだろう。
……一応紅茶派ではあるけど、缶紅茶もOKな俺にその辺の違いはあまり分からないが。
実際、アイスティーを飲んでも美味いというのは分かるが、それ以上の事は分からない。
これがネギ辺りなら、どこで作られた紅茶なのかというのも分かるのかもしれないが。
もしかしたら、どこ産の何年ものの紅茶なのかとかも分かるんじゃないだろうな?
いやいや、さすがにそこまでは……そう思いつつ、紅茶ソムリエ的な存在のユウキ辺りなら分かるかもしれないと思う。
「こっちのモンブランも美味しいし……このお店は当たりだったわね。もう暫くここにいるんでしょ? ならまた来る機会を作りたいわね」
「そうだな」
こうして暫くの時間を過ごし……この日は、俺と凛はホテルで外泊をする事になり、久しぶりに2人きりで甘い時間を過ごす。
……もっとも、夜が激しすぎたせいで、翌日の凛は1人では立てない状態になっていたが。
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