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第54章 古代大発見!昔のこの場所

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カウンタウンはお洒落な町でかわいいグッズなども、たくさんおいてあった。ショッピングが終わったあと、私たちはついでに世界遺産のキッチン谷をみにいった。そこのキッチン谷の端にはなにやら古い看板らしき板がたっていた。その板には「古代歴史」と大きな文字で書いてあった。そして、その下にはよくわからない難しい文字が書いてあった。真池琉達は読むことが出来なかったが、悪美はこのよくわからない文字、「古代文明の天地語」をすらすら読むことが出来た。昔、お父さん(魔王)に習っていたらしい。そこにはこう書いてあった。

“昔、ここは、天と魔を繋ぐ場所だった。人間界にどちらの族も城を作った。天は光町 魔は茶島に・・・”

光町とは今のライト町のことだ。真池琉はライト町に神族の城の跡地があったことを思い出した。それを読んで悪美は魔族の城はどんなものでどんや跡地なのかが気になった。ちょうど、茶島には別の従兄弟の「歩黒」もいる。ちなみに、歩黒は魔族側で、悪美の父親縁魔の弟の息子である。だから、歩黒に聞くことにより、魔族の昔のデータを得られるかもしれないのだ。そういった理由で疑問を解決するために、五囘には残念だが別れをいって、茶島に向かうことを決意したのだった。
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