暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic26-C聖王のゆりかご攻略戦〜Mothers And Daughter〜
[6/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
などを欺けくことの出来るスキル・シルバーカーテンによって、ドゥーエはステルス状態となり、クラリス達と共にアジト内へ突入した直後に単独行動を開始。迎撃戦力をスルーしつつ、ようやくガンマの部屋へと侵入した、というわけだ。

「フリーズ。ノーヴェ達・・・妹たちは返してもらうわ」

そして今、管理権限を奪還するための作業を始めようとしたガンマを止めるべく、ドゥーエは固有武装――親指と人差し指と中指に伸縮自在の爪を装着したグローブ・“ピアッシングネイル”、その人差し指と中指の爪でガンマの手の甲と前腕を貫いたのだ。

「ウチがこんな失態を犯すなんて・・・!」

「ウーノやクアットロ、それにルシルの攻撃に焦り過ぎたわね」

『ご愁傷様ですぅ〜♪』

『ノーヴェ達やクイント・メガーヌ両准尉、それにヴィヴィオの洗脳プログラムを全破棄・・・完了。妹たちは確かに返してもらったわ』

『ガジェットおよびLAS、それにスペアボディの管制システムも全て乗っ取ってやりました〜♪』

自分の存在意義を全て消されてしまったことで、「こんな・・・」とガンマは力なく項垂れる。ドゥーエも“ピアッシングネイル”の爪を彼女の手の甲と前腕から抜いた。直後に、「聖王教会騎士団です!」クラリス率いる翠梔子騎士隊グリューン・ガルデーニエの第1班、加えて査察官ヴェロッサも、ガンマ私室へと入って来た。

「ドゥーエ一尉。ご無事何よりですよ」

「ええ、アコース査察官」

ヴェロッサにそう返しながらガンマの両腕に手錠をはめようとしたドゥーエ。だがここで、ガンマは「・・・せめて最後に、お前たちの首を・・・獲る」そう漏らした。足元に様々な色が混じり合ったテンプレートを展開。ドゥーエ達が「やめなさい!」と制止するが・・・

――ISクローニングクイーン・ライドインパルスTypeガンマ――

ガンマはトーレのスキルを発動。手首と太ももと足首にエネルギー翼を展開し、「うああああッ!」咆哮を上げて、両手首のエネルギー翼を周囲のドゥーエ達に振るう。ドゥーエはヴェロッサに押し倒されたことで直撃は免れ、クラリスは方天戟型デバイス・“シュトルムシュターク”を盾とすることで防御。

「ウチはスキュラシリーズ・ガンマ! 当研究所の最後の防衛者! 侵入者は・・・排除する!」

†††Sideなのは†††

「うあっ!」

ヴィヴィオの強烈な蹴りを受けた私はまた、玉座の魔の壁に叩き付けられる。そんな私に追撃を試みようとしたヴィヴィオだけど、「ヴィヴィオ!」フェイトちゃんが立ちはだかってくれた。

――光芒一閃――

ヴィヴィオは貫手にした両手に虹色の魔力刃を展開。フェイトちゃんは“バルディッシュ”の最大火力を誇る大剣形態、“バルディッシュ・ライオットザンバー”による振
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ