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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic26-C聖王のゆりかご攻略戦〜Mothers And Daughter〜
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発射すると、「金城鉄壁」そう発したヴィヴィオの全身を薄らと魔力が覆った。直後に着弾して、ヴィヴィオは大きな魔力爆発に呑み込まれた。呼吸を整えて、追撃の魔法をスタンバイ。フェイトちゃんも“バルディッシュ”のリミットブレイクモード、二剣一対形態の“ライオットザンバー・スティンガー”を手に、ヴィヴィオに警戒をしている。

「・・・さすがに、キツイかな・・・」

強力なAMFの中、攻撃がほぼ通らない相手、しかも私とフェイトちゃんにとって大切なヴィヴィオ。心も体も想像以上の負担で軋んでる。しかも戦闘開始からすでに5分は経過してる。早く止めないと、ヴィヴィオの心も体も壊れてしまう。

「はあああああああああッ!」

魔力爆発を魔力放出で吹き飛ばしたヴィヴィオ。そして即座にフェイトちゃんへ向かって突撃して行く。私は「アクセルシューター!」を16発とヴィヴィオへ撃ち込んで、その軌道を阻害させる。

(ヴィヴィオの防御力は桁違いに高い。だけどそれに驕ることなく回避もキッチリやってくる。それが厄介でありながら、行動制限攻撃が通用するのは助かる)

ジグザグに走ってシューターを避けるヴィヴィオへ「はあああああ!」フェイトちゃんは仕掛ける。フェイトちゃんが右手の“スティンガー”で斬り掛かると、ヴィヴィオは左拳でこれを迎撃。電気変換資質による高魔力を圧縮して形成された魔力刃にも拘らず、ヴィヴィオの拳は傷を負うことなく魔力刃を殴り返した。

「やああああッ!」

フェイトちゃんはその勢いを利用して時計回りに旋回して、左の“スティンガー”での斬撃を繰り出した。ヴィヴィオは伸ばし切っていた左腕を戻しつつしゃがみ込んで、その斬撃を躱した。即座に立ち上がりつつ、フェイトちゃんの脇腹に右拳を打ち込もうとしたから・・・

――アクセルシューター――

「シューット!」

右腕に目掛けてシューター1発を高速発射。ガキン!とおよそ人に当たって出るようなものじゃない音が玉座の間に響いて、ヴィヴィオの右腕を下方に弾いた。それでも間髪入れずに左拳を繰り出す。でもすでに体の正面をヴィヴィオに正したフェイトちゃんは、両手の“スティンガー”を構えて盾として拳を防いだ。

「っ・・・!」

「ぐっ・・・!」

フェイトちゃんは殴り飛ばされるより先にヴィヴィオのお腹に右の踏み蹴りを打ち込んで、2人揃って後方に吹き飛んだ。私は“レイジングハート”とビットを着地前のヴィヴィオへ向けて、3発とカートリッジロードして魔力チャージ。

――エクセリオンバスター・マルチレイド――

「シューット!」

「クロス・プラズマスマッシャー・・・、ファイアァァァーーーッ!」

飛行魔法で宙に留まったフェイトちゃんは、“スティンガー”二剣の剣先に展開した環状魔法陣を砲
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