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転生とらぶる
1643話
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の戦力になるのかというのは、シャドウミラーがこれ以上ない程に証明している。
 だが……シャドウミラーは連合軍とは別組織なのは間違いない。
 今の状況で向こうにカトルの情報を流すのは、色々な意味で危険だろう。
 カトルやマグアナック隊の面々はOZと戦ってきた。
 だが、同時に連合軍にも被害を与えたのは事実なのだから。
 シャドウミラーがガンダムを要している為に、連合軍のガンダムに対する感情は以前より大分マシになってはいるが……それでも、色々と思うところがある相手はいる筈だった。
 ましてや、カトルの情報以外に俺が得たウイングゼロのデータは絶対に渡す訳にはいかない。
 ……まぁ、サンドロックなら、それ程性能も高くない機体だし、情報を流してもいいかもしれないが。

「ウィナー家の所有している資源衛星についてだ。ちょっとシャドウミラーとして必要な物が色々とあってな」

 実際問題、ウィナー家が有している資源衛星はかなりの品質だ。
 だからこそ、原作でもOZがかなり強引な手段を使ってそれを欲したのだろう。
 それにガンダニュウム合金を含む各種資材を根こそぎ奪ってきた以上、決して全くの嘘という訳でもない。

「そうか。……まぁ、いい。シャドウミラーはある程度の独自裁量が認められているしな。だが、OZの二の舞になるのは御免だぞ?」

 セプテムのその言葉は、こちらを牽制する……というよりは、シャドウミラーを邪魔に思っている者にOZと同じようだという風に付けいる隙を与えるなと、そういう事なのだろう。
 連合軍のトップ3の内の1人のセプテムにとっては、この内乱でシャドウミラーがどれだけの働きをしたのかが分かっているからこそのアドバイスといったところか。

「ああ、勿論だ。そもそもの話、シャドウミラーはOZのように人数はいないしな」

 特殊部隊的な扱いだったOZは、連合軍に比べれば少数ではあるが十分な人数が揃っていた。
 それに比べると、シャドウミラーは事務員を入れても6人の、本当に小規模な傭兵団だ。
 とてもではないが、OZと同じように反乱を起こすような真似は出来ない。
 ……一般的な考え方なら、だが。
 もし本気で連合軍に対して反旗を翻すのなら、それこそニーズヘッグを使えば一発だし。
 凛や綾子も、魔術師や半サーヴァントとしての能力を最大限に発揮すれば、それこそ人間相手に負けはない。
 もっとも、そんな真似をしても無駄に戦乱を広げるだけだし、こっちに利益もない。
 連合軍が俺達を裏切らない限り、きちんと傭兵として働くつもりではある。

「そうか。なら、いい。……とにかく、バートン財団の本拠地だったX-18999コロニーを占拠した以上、向こうも次の動きを見せるには少し時間があるだろう。その時には再びシャドウミラー
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