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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
見つかった
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ソフィアside

ソフィアは〜、今〜、カグラさんとミリアーナさんと一緒に〜、スキンヘッドの大柄のお兄さんを追跡してます〜。

「なんで語尾を伸ばしてるんだ?」
「面白そうだから!!」

なんか語尾伸ばしてるとギャルみたいで、なんか可愛い気がしたからやってみたけど、バカっぽいからもうやめておこっと。

「あのお兄さん、どこに向かってるのかな?」
「あまり顔を出しすぎるなよ。見つかるぞ」

建物の影に潜みつつ標的を追いかける。しっかしグラシアンさんもよくあんな作戦思い付くよね。さすがは盗賊上がりの魔導士だよ。

「あいつが盗賊だった時に使った戦法なのか?」
「どちらかというと使われた側なんじゃない?」

グラシアンさんは剣咬の虎(セイバートゥース)に入る前は指名手配されるほどの悪党だったんだ。でも、何かのきっかけで自分が所属してたところを潰して、その功績で執行猶予付きの軽い罰が与えられたらしい。

「あ!!右に曲がったよ!!」
「見失うな!!」

標的の姿を見失いかけたので慌てて追いかける。でもなんであの人を追い掛けることにしたのかな?カグラさんとミリアーナさんも説明してくれないから、ソフィアは付いていくしかないんだけど・・・



















ウェンディside

「え!?グラシアンさんって盗賊だったの!?」

王様とお姫様がいる部屋の隣で待機している私とシェリア。その際、なぜグラシアンさんがあんなに簡単にあの作戦を思い付いたのかわからず、彼女に聞いてみたら、そんな回答が返ってきて驚いてしまう。

「うん!!初めて聞いた時は冗談だと思ってたけど、ジュラさんも盗賊の討伐クエストで遭遇したことがあるらしいよ」

最初、大魔闘演武で見た時からそんな怖いイメージはなかったけど、本当はそんな危険なところの出身だったんだ。でも、今は正規のギルドに入っているから、今は改心しているってことなのかな?

ガチャッ

グラシアンさんのかつての話を聞いていると、不意に扉が開く。そこから入ってきたのはリオンさんでした。

「どうだった?」
「報告来ましたか?」

今回私たちの他にもリオンさんとヒビキさん、そしてシャルルとセシリーが居残り組になっています。ヒビキさんの念話で、非常事態の際に助けを求めることができるようにとの配慮だそうです。

「距離が微妙だからな。そもそも届く範囲にいるのかもわからない」
「「ああ〜」」

ヒビキさんの念話はどの程度の距離まで届くのか、それを把握しないでいたらしい。それに、皆さんもどこまで追い掛けているのかわからないから、届く範囲がわかっていても、彼らがその範囲にいるという保証がない。

「高いところ
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