暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第二章 Lost Heros
果てなき希望
[4/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話



そして、見えない猛攻に"LOND"が襲われた。



その間、十秒。



蒔風の手には、エクスカリバーと青龍偃月刀が

次の瞬間にはザンバットソードとデンガッシャーソード

そして、ましろの槌に、グラーフアイゼン



計六つの武器に斬られ潰され、"LOND"の身体が地面に落ちた。






叩きつけられた"LOND"は頭を振りながら立ち上がるが、その目の前に真紅のポインターが現れて、その体に狙いをすました。




"LOND"はそれを掴み、逆に砕こうとするがそのポインターの奥にさらなるものを見た。




ディケイドのファイナルアタックライドの際に現れるホログラムカードがそこにあり、その奥にはリボルバーナックルを構える蒔風がいた。





直後、カードとポインターを突き抜けて、振動破砕が"LOND"に叩きこまれて彼の身体が地面に更にめり込んだ。





そこに襲い来る、指先に圧縮された火球「ローゲフィンガー」
それを放ちながら、「無限の剣製(アンミリデットブレイドワークス)」で斬りつけていく。


身体を焼かれながらも、それを腕で弾いて行く"LOND"だが、下がっていくといきなり背中が何かにぶつかった。


振り返ると、電流から来る磁力でまとめ上げられた鉄塊が山になっており、彼に向かって叩き込まれた。



舐めるなと言わんばかりにそれを腕で受け止めて投げ飛ばし、蒔風へと殴りかかる"LOND"


しかし、彼にはすべてが見えていた。



「劫の目」で全ての行動を先読みした蒔風が、ス・・・、と鬼狩柳桜を差し出すように向け、そこに"LOND"が突き刺さった。



痛みにうめきながら、その剣を引き抜いて蒔風を蹴り飛ばし、波動砲を放つ"LOND"




が、それは彼の右手(イマジンブレイカー)に消し去られた。




驚愕する"LOND"に対し、即座に蒔風がその肩口に向かって装甲声刃の刀身を炎で伸ばし、斬りつけた。


喰い込むだけでそれは致命傷にはならないが、そのまま蒔風がダッシュして接近、剣をタイタンソードに変化させて腹を貫く。




直後、その位置が爆発して、"LOND"が吹き飛んだ。





「効くと思っているのか・・・その程度では俺はまだまだ死なんぞぉッ!!!」






が、彼の言う通りその体がみるみる再生し、元通りになる。





「らしいな・・・だが・・・」

「もう・・・やめてください!!!!それ以上は・・・・!!」

「まだ、ある」




アリスが途中で口を挟むが、蒔風がさらに翼から
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ