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世界をめぐる、銀白の翼
第二章 Lost Heros
終末への戦い〜管理者の戦〜
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理者たちだが、その顔からは嘲笑が消えない。




『ふう・・・まさかあなたたち・・・・私たちに勝とうとでも?』

「アリスさんの敵なら・・・僕らの敵だ!!」


『まさか戦いになるとでも思っていたのか・・・・愚かな』




瞬間




「え?そんな!!!」

「うっそだろ・・・・」





理樹のバリアが消えた。

“フォルス”の拳が障害物がなくなって、突っ込んできた。




「うおぁ!!!」

「わぁあああああ!!!!」



その攻撃を、アリスを抱えて回避する理樹と一刀だが、その顔は驚愕に満ちていた。


何もしていないのに、「薄緑」たる理樹のバリアが消えた・・・・?




消されたという感覚はない。
壊されたという感覚もない。



そうまるでその感覚は







こちらから消してしまったかのような・・・・そんな感じがした。








『貴様の世界の大半は“輝志”で構成されていた。貴様自身も、“輝志”なのだ。それを管理すれば・・・・その力、どうにでもできるわ』



「テメェ・・・・!!!!」



『北郷一刀!!貴様があの世界に行けたのは“輝志”だったか“フォルス”だったか?』

『どちらでもやれるだろう』




そう言った瞬間、一刀が展開していた何本もの剣が消えた。


そうして、見えない力に押しつぶされる。
見ると、理樹も同じようにへばりついている。




まさか・・・こんな・・・・!!!
まるで存在を抑え込まれたかのようなことをされるだなんて・・・・!!!





「バルディッシュ!!!」

『そのデバイスは完璧な“ライクル”だなぁ?』




ブシュゥゥゥゥ・・・・・





「え?きゃぁっ!!!!」

《申し訳ありません、サー。展開不可です》

「そんな・・・あぐっ!!」






そうして、フェイトも抑え込まれる。



が、彼らはそれでも四人にとびかかっていった。
だが、彼らに通る攻撃など、一つたりともない。


当然だ。
“ライクル”“輝志”“フォルス”“LOND”


このどれにも属さないとなれば、それは世界構築“No name”100%の世界だ。


そんな世界に、彼らと戦うだけの力があるとでもいうのだろうか?




「み・・みな・・・さん!!!」



「ひるむな!!」

「こいつらに・・・世界は渡せない!!!」




『鬱陶しいな・・・・わざわざ封じずとも、貴様らなんぞ・・・・・!?
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