第二章 Lost Heros
終末への戦い〜管理者の戦〜
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理されたものをどう使うかは、彼らの力です!!!」
『またそれか・・・・』
『何度でもいうが、それは違う。我々が管理しているのだ。我々が与えたと言っても、間違いではあるまい?』
「それは傲慢です・・・我々はあくまでも「管理者」ですよ!!?神にでもなったつもりですか!!!!」
『そうだな』
「なっ・・・・・」
『我らはいわば、神だ。貴様が異端なのだよ、“No name”』
『我らと同じ立場にいながらも、そちら側を好み、そちら側に属する者よ』
『来い!我々は決めねばなるまい!!世界を統一する管理・・・否、神を決めるのだ!!皆で決めたことだろうが!!!』
「そのようなことは多数決で決めることではないでしょう!!!あなたたちは・・・・ただ世界を自分の手中に収めていい気になりたいだけだ!!!」
『そうして世界に関わっている貴様も同じではないのか?“No name”』
「ッッ・・・・・」
『下手に関わろうとするから、世界は揺れる。内心、お前も思っていただろう』
「ち・・ちが・・・私は・・・・」
『「the days」の最主要を駆り出し、戦いに行かせたのはお前だろうが。いまさらそんな善人ぶったことを言ってるんじゃない』
『自分は何もせず、ただ上に立つだけ。いる場所が変わっただけで・・・・貴様は我々と所詮は変わらぬよ』
『我ら五人で、最も先に生まれ・・・・そして最も罪深き“No name”・・・・・』
『如何な力もなく、しかし管理者は「不沈」とされた最強の“No name”。しかし、それは先代までの話よ。今、最初に消えるのは貴様だ!!!』
「!!!マズイ!!!」
「理樹!!!」
「わかってるよ!!!」
ゴォン!!!バリィ!!!!
叫んだ瞬間、理樹が巨大なバリアを張って“フォルス”の巨大な拳を受け止めた。
しかし、やはりなんと力強いのか。
その振動から、「EARTH」ビルの窓ガラスは割れたものの、バリアは少し振動しただけで一切退くことはなかった。
『む?逆らうか?』
「アリスさんは・・・・確かに罪を背負っているかもしれない!!でも・・・・・!!!」
「そのことすらも目を背けて、何もしない。ただ君臨することだけを考えているあんたたちよりもマシだ!!」
「そうだ!!」
「この人は一緒に生きるって言ったんだ!!」
「お前らみたいな勝手にやってろな奴なんかごめんだ!!!」
理樹と一刀の言葉に、皆が続く。
その声を実に鬱陶しそうに聞く四人の管
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