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世界をめぐる、銀白の翼
第二章 Lost Heros
不日常
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そんな計測データを見ながら、はやてと理樹が頭を捻っていた。





「だけど、どこかで何かが起こっているのは確かみたいだね」

「舜君なら何か分かっとるかもしれへんけど・・・・あんなんやからなぁ・・・」






結局、なにもわからずに時間が過ぎていき・・・・・・






















その時は突如としてやってきた













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ヴィーーー・・・・


「?」

「う・・・」

ドサッ・・・・・


「え!?」

「ア、アリスさん!!!」

「一体どうした!?その傷は!!?」



指令室で今日も理樹と一刀が暇をしていると(彼らは学生なので本職もなにもないのだ)、そこの扉が開いてアリスが倒れ込んできた。

白いドレスのような服には黒い煤が付いて焦げており、さらにその所々が裂けていて、口元もうっすらと赤く血が滲んでいた。



「う・・か、一刀さん・・・理樹・・・さん・・・・」

「どうしたんですか!!一体今まで何を・・・・」

「みなさんを巻き込みたくはなかった・・・・ですが・・・・もう私では・・・・四人も相手では・・・・この世界が・・・!!!」


「一体何と戦ってたんです!!!誰と・・・なにが!!!」



「あの方たちが勝っては・・・・・この世界は・・・」





ドォン!!ドォン、ドォン!!!!!!!!






『”no Name”よ。出てこい。我々は決めねばならない!!!』

『世界の住人に助けを求めるとは・・・』

『それでも管理者か!!!』





と、そのとき、「EARTH」ビルを爆破による衝撃が襲い、更には空間を響くような声が聞こえてきた。




その声に応じて、理樹と一刀が外に飛び出す。



ほかのビルにいたメンバーは、すでに外にいた。




その全員が空を見上げている。





そこに、強大なる敵がいた。






to be continued


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