暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第二章 Lost Heros
その時世界で起こっていたこと
[1/8]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話


渚の実家「古河パン」の一階で、彼らの娘、岡崎汐は変な光景を目の当たりにしていた。



朝起きて、パン屋を手伝おうとして店に出たのだが、そこに自分の両親、朋也と渚が倒れて目をパチクリさせているのだから。





------------------------------------------------------------





復興した「EARTH」本部の一室でも、同じような光景が起こっていた。



北郷一刀の部屋からガタガタと激しい音が鳴り、桃香や愛紗が駆けこむとそこには、部屋の主の北郷と、さらにはリトルバスターズのメンバーが転がっていたのだ。



「え?あれ?」

「重い重い!!」

「ふぇえ〜!だ、誰かおしり触ってるよぉ〜!!」

「ふむ、いい感触だ」

「ぐえぇ」





------------------------------------------------------------




「なのはママ、フェイトママ・・・ほかのみんなもなにしてるの?」

「え?」

「ヴィヴィ・・・オ?」


そしてまた別室でも、起動六課のメンバーがそろって転がっていた。


まるでいきなりここに現れたかのように、逆さまだったりなんだったりでぐしゃぐしゃに。





------------------------------------------------------------



学園都市の学生寮で、上条当麻がガバリと上体を起こした。


右手首が一瞬だけ痛んだが、見ると何の変化もなく、そこに右手はあった。



そばには何やら大きなビンがあり、それが割れて中から何か培養液のような液体が流れ出している。



周囲にはステイルやインデックスが倒れており、もうすぐ目を覚ますかのように瞼がぴくぴくと動いた。





------------------------------------------------------------




デンライナー乗車両部。


そこに、野上良太郎をはじめとして桜井侑斗、そしてイマジンズが全員倒れこんできた。



「良太郎!!侑斗!!」



それを見てハナが全員の名を呼んで安否を確かめた。


「ハナさん?あれ?ここは・・・・」

「デンライナー・・・だな」

「え?なんでなんで!?」


「いったい何があったってんだよ!?」



困惑する一同。
モモタロスがハナに聞き寄るが拳に沈められ、床に倒れた。


彼女の話では、突如として扉の隙間からカ
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ