第二章 Lost Heros
銀白VS電王&切札
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いかという距離までに近い。
「この車内での戦闘は控えていただきたいのですが・・・!!」
「あなたらが手を出さなきゃこっちももう出ていく。気にしないでくれ」
「・・・・・・・」
蒔風の言葉に、オーナーは無言だ。
その無言を肯定と受け取ったのか、蒔風が下ろされた剣を鞘に収めて踵を返した。
「オーナー!!行かせていいんですか!?」
「・・・蒔風舜君」
デンライナーから去ろうとする蒔風に、オーナーが声をかけた。
その足が止まる。
「この事態は・・・・「時の重複」と類似したものであると考えてもよろしいのですかねぇ?」
「・・・・!!!」
ジャカッ!!
オーナーのその一言に、蒔風が血相を変えて刀の切っ先を向けた。
しかし、オーナーはなおも涼しい顔だ。
「私は誰にも言いませんので安心してくださぃ。それに私ならば・・・幾分かは安全でしょうしねぇ」
「・・・そうか・・・あなたは特定の時に所属しない人物でしたね・・・・だからか・・・・」
「えぇえ・・・」
「・・・誰にも・・・言わないでください」
「言うつもりはありません。安心してくださぃ」
その言葉に、蒔風が今度こそ本当に剣をしまい、さらには頭を深々と下げてデンライナーから出て行った。
「オーナー・・・今の言葉って・・・・」
「今お話しするわけにはいきません。今の会話があったこともぉ・・・誰にも言ってはいけません。だぁれにも・・・・・」
「??」
ハナがオーナーに質問するが、オーナーはそう言ってそれ以上取り合ってくれない。
そこで、ナオミがの寂しそうに聞いた。
なんでこんなことになったのか、と。
それに対し、それだけには、オーナーが言葉を選んで回答した。
「この世界には・・・主人公が集まり過ぎたんですよ・・・・・」
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蒔風がディエンドとファイズを閉じ込めた空間へと足を運びいれると、そこには大穴が空いており、誰も残ってはいなかった。
しかし逃げられたものの、蒔風は安堵の息を漏らした。
今の彼では、さらなる連戦は不可能だった
to be continued
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