第二章 Lost Heros
銀白VS電王&切札
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ほっ・・・ハッッ・・・は・・・くそガァッ!!・・・急がねば・・・・!!!」
照井が脇腹を押えて進んで行った。
今はその手にアクセルメモリは無い。
しかし今のうちに言っておこう。
彼がもとの場所に戻った時、そこには誰もいなかったのだ・・・・
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アクセルが海に突っ込んでいった直後
「照井ィ!!」
「よそ見してていいのかよ。エェ!?」
《ワールド!!!》
「!? あれは・・・・まずいよ。良太郎!!」
『え?』
「ゲイボルグ」
ドスッ!!
蒔風が呪いの死棘「ゲイボルグ」をチョン、と適当に突いて電王の胸を突き刺す。
「う・・・ぐぅ・・・」
「ウラタロス!!」
「無事・・・だね・・・良太・・・郎・・・」
ドンッ!!!
が、それが電王自身に突き刺さる前に、ウラタロスがそのダメージをすべて受け継いで分離、カードへと姿を変えた。
「ウラ・・・ウラタロスーーーー!!!!」
プラットフォームへと弱体化した電王が、その名を叫んでうなだれる。
その状態を見て、ますいと思ったのはイマジン達だ。
野上良太郎個人はそんなに強くはない。
もちろん、数々の激戦を乗り越え、彼自身もかなりの強さを持っているし、一人での変身で敵を倒してきたこともあった。
だが、だからと言って蒔風に勝てるほど強くはない。
彼の強さはイマジン達が憑依して活動したことで蓄積された「身体の経験値」による者が大きい。
彼はまだ発展途上中なのだ。
「・・・・・ゲ〜イ・・・」
「マジぃぞおい!!」
「良太郎!!」
「野上!!」
「ボ〜ルグ・・・まだかよ・・・ゲイボルグ」
ドンッ!!・・・ドンッ!!!
そうして、蒔風が再びそれを放つ。
それに対して、二つの光。
リュウタロスとデネブがとっさに良太郎に憑依、くらった瞬間に離脱して彼を守ったのだ。
しかし、彼ら二人はカードになって蒔風の手へ。
「テェメエえええええええええええええええええええ!!!!!!」
《ジョーカー!!マキシマムドライブ!!!》
戦いもせず、ただ一方的に命を奪いにかかる蒔風に、翔太郎が激昂してライダーパンチを放った。
が、そのようなものではいくら体力の半分を失った蒔風でも当たることなどない。
それを大
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