第二章 Lost Heros
銀白VS電王&切札
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タロス》ならば、確かに対抗しうるだろう。
「オレたちを忘れんなよ!!」
「はァああ!!!」
そこに更にジョーカーとアクセルが乱入する。
しかし
「技はたいしたもんだが・・・力が足りんな、翔太郎!!!ッとぉおお!!」
「うお!?うおおおおおおおおおおお!!!!!??」
そのジョーカーの足を片膝をつきながらも掴み、蒔風が反対側から襲い掛かるアクセルを殴り飛ばし、ジョーカーを電王へと投げ放った。
電王はジョーカーを受け止めて地面に倒れるが、アクセルは転がった瞬間に足首のタイヤを回して即座に立ち上がり、蒔風に向かってエンジンブレードを振るって突っ込んできた。
「覚悟しろ、蒔風!!」
「テメェにゃ用は・・・・ねぇんだよこの加速野郎!!」
その突き出されたエンジンブレードの背を掴み取って止める蒔風。
片手で掴み、しかし血で滑るために両手でがっしりと握りしめる。
そして、そのエンジンブレードを折り曲げてエンジンメモリを取り出し、足払いでアクセルを倒す。
更に蒔風は、再び立ち上がろうとするアクセルの首根っこを踏みつけて逃げないようにしてアクセルのベルトからメモリを引き抜いてエンジンメモリを指し入れてスロットルを捻った。
《エンジン!マキシマムドライブ!!》
「なに!?」
「用はねぇんだ。レッツドライブ!!」
そうしてそのアクセルドライバをを取り外してアクセルに握らせる。
すると彼の身体がバイクフォームへと変形し、マキシマムドライブのエネルギーでアクセルは疾走して行ってしまった。
これでは何かにぶつかってエネルギーを発散するほかない。
しかしこの工場地帯ではぶつかって爆発でも起こしたら大惨事だ。故にアクセルは工場を避けてそのまま道路を走るしかなく、フェンスを破壊し、それでも曲がりきれずに工場へと突っ込んだ。
幸いにしてその工場は稼働を停止していたようなので暴発はしなかったが、本体この技を向けられる対象のドーパントはこういった壁よりも強い。こんなものにぶつかっただけではエネルギーなど発散できるはすもないのだ。
そしてそのままその工場を突き抜け、反対側に飛び出したアクセルは、そのまま海に突っ込んでいった。
海中に突っ込まされ、海面との衝突で変身が解除されるアクセル。
口から海水が入り込み、その塩辛さにむせながら照井が海から這い上がってきた。
たとえ同じ動作でも、無駄なエネルギー消費というものは身体に堪えるものだ。
たとえるならば「疲れてもいないのに寝たり休むと、余計に疲れる」といった感じか。
「ゲ
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