第二章 Lost Heros
銀白VS電王&切札
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《ATTACK RIDE―――》
「させると思うか?このインビジ野郎」
「な!?」
「それとお前だ!!オオカミ君!!!」
直後、オートバジンをバトルモードに変形させようと寄って行ったファイズと、インビジブルのカードでこの一瞬をやり過ごそうとしたディエンドを蒔風がつかみ、同じ方向に投げ、蹴り飛ばした。
それにオートバジンも巻き込まれ、二人と一台が吹き飛んでいく。
「開け!!」
そうして吹き飛んで行った先に、蒔風がゲートを開いて二人を狭間ともいえる空間に閉じ込めた。
こうして、戦力は分断され、一気に低下させられる。
「さぁああ!!行くぞ野上!左ィ!!!!」
「くっそ!!」
「かかってこい!!」
『行くよ、モモタロス!!』
「おう!!」
そうして、今一度覚悟を決めたジョーカーと電王、アクセルが蒔風へと駆けていく。
それに対し、ハァーー・・・と息をもらし、腹筋に力を込めて、蒔風が脚の筋肉を一気に解放し、電王に突進して行った。
電王ソードフォームは勢いで、ジョーカーはその技や身体能力を尽くして戦うライダーだ。
とどのつまりは力技には向いていないという事。
だとすれば蒔風のやるべき戦法は一つだ。
「ブッちのめす!!!」
「この・・・やろう!!!」
「クマの野郎がいれば・・・」
『まさか・・・ここまで想定して!?』
否
そんなことはない
そんなことまで想定できるわけなどない。
しかし、こうなるように戦力を分散したのは蒔風である。
電王の振るう剣技のすべてを蒔風がスウェーなどの最小の動きで回避し、その腹部に重い一撃を叩き込む。
その一撃に電王が呻き声をあげてうずくまった。
彼の攻撃は強いが大振りなのだ。
良太郎に憑依しているモモタロスは決して「技」の強いイマジンではない。
しかし、戦闘での一瞬のすきをついて大きな一撃を叩き込むのが抜群にうまいのだ。
だからこそ今までの戦闘も勝ってきたし、その経験でその勘は研ぎ澄まされていっていた。
しかし彼は今までこのような男の相手はしてきたことがない。
免疫がないのだ。
しかし不利な相手にフォームを変えられるのが電王の強みだ。
故に不利となったら即座に変わった。
《rod form》
「さて・・・釣り上げてやりますか!!」
そうしてロッドフォームとチェンジした良太郎が蒔風へと斬りかかっていく。
騙しと卑怯を主流とする|彼《ウラ
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