第二章 Lost Heros
銀白VS切札&剣
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ちて行った。
ジャンプから落ちてくるまでは一瞬だ。
その一瞬でできることは限られており、さらには片腕しか使えないのならば受けることも不可。
蒔風はとっさにバイクから前に向かってジャンプ(蒔風にとってはバックステップだが)、それを回避した。
そのジャンプで蒔風が前に向かって飛んだのだから、バイクは当然後方に流されてブレイドの剣が地面に突き刺さる。
蒔風はウイングロードに着地するものの、後方から追いついてきたリボルギャリーからの体当たりに着地した瞬間に真横に吹き飛ばされ、その先でロードを展開して着地して戻っていく。
ブレイドは地面に着地した。そこに一旦後ろへと流されていたバイクがやってきて、それに飛び乗って先を行く蒔風を追い始めた。
一方蒔風
リボルギャリーの攻撃から何とか戻ってこれたのはいいが、そのダメージは無視できない。
まあそうはいってもこの大型車両は確かに強烈なものではあるが、いかんせん体当たりしか攻撃法はない。
ゆえに離れていれば無事と言えば無事なのだ。
(だけどあれん中には翔太郎がいる・・・やらないわけにはいかないな)
蒔風が行動を開始する。
あれの装甲は固い。しかし、今蒔風が借りている力は、その装甲を内から破壊する拳。
ならばためらう必要などありはしない。
「ォォオッ!!」
リボルバーが唸りを上げ、拳を握って蒔風がウイングロードを疾走してリボルギャリ―に徐々に接近する。
この道路は確かに広いものの、リボルギャリ―が回避するには十分な広さではない。それに、やっと行き止まりも見えてきた。
その中には、絶対に回避できない一点があるハズだ。
そこに打ち込みさえすれば、どこに当たろうとこの攻撃は耐久力など無視して破壊する・・・・!!!
「IS発動!振動破砕ッ!!!」
蒔風の身体がウイングロードから飛び出して、リボルギャリ―の横っ腹に拳を突き出し、地面と水平に、真っ直ぐに突っ込んでいった。
もらった!!
蒔風はそう思った。
これさえ入ればリボルギャリ―は爆破、それができずとも横転にまでは持っていけるはず。
爆破されればそれで終わり、横転ならば中身がシェイクされてグチャグチャだ。
これで一人・・・・
そう、蒔風がそう思うのは無理もないのだ。
油断?
否
焦っているが故に
バガンッ!!!
「あゴッ!?ギアああ!!!」
しかし、そう
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