暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第二章 Lost Heros
銀白VS切札&剣
[2/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ちて行った。



ジャンプから落ちてくるまでは一瞬だ。


その一瞬でできることは限られており、さらには片腕しか使えないのならば受けることも不可。



蒔風はとっさにバイクから前に向かってジャンプ(蒔風にとってはバックステップだが)、それを回避した。



そのジャンプで蒔風が前に向かって飛んだのだから、バイクは当然後方に流されてブレイドの剣が地面に突き刺さる。



蒔風はウイングロードに着地するものの、後方から追いついてきたリボルギャリーからの体当たりに着地した瞬間に真横に吹き飛ばされ、その先でロードを展開して着地して戻っていく。



ブレイドは地面に着地した。そこに一旦後ろへと流されていたバイクがやってきて、それに飛び乗って先を行く蒔風を追い始めた。








一方蒔風



リボルギャリーの攻撃から何とか戻ってこれたのはいいが、そのダメージは無視できない。
まあそうはいってもこの大型車両は確かに強烈なものではあるが、いかんせん体当たりしか攻撃法はない。


ゆえに離れていれば無事と言えば無事なのだ。


(だけどあれん中には翔太郎がいる・・・やらないわけにはいかないな)



蒔風が行動を開始する。
あれの装甲は固い。しかし、今蒔風が借りている力は、その装甲を内から破壊する拳。



ならばためらう必要などありはしない。




「ォォオッ!!」



リボルバーが唸りを上げ、拳を握って蒔風がウイングロードを疾走してリボルギャリ―に徐々に接近する。



この道路は確かに広いものの、リボルギャリ―が回避するには十分な広さではない。それに、やっと行き止まりも見えてきた。
その中には、絶対に回避できない一点があるハズだ。


そこに打ち込みさえすれば、どこに当たろうとこの攻撃は耐久力など無視して破壊する・・・・!!!




「IS発動!振動破砕ッ!!!」



蒔風の身体がウイングロードから飛び出して、リボルギャリ―の横っ腹に拳を突き出し、地面と水平に、真っ直ぐに突っ込んでいった。




もらった!!



蒔風はそう思った。
これさえ入ればリボルギャリ―は爆破、それができずとも横転にまでは持っていけるはず。

爆破されればそれで終わり、横転ならば中身がシェイクされてグチャグチャだ。



これで一人・・・・



そう、蒔風がそう思うのは無理もないのだ。

油断?









焦っているが故に






バガンッ!!!




「あゴッ!?ギアああ!!!」




しかし、そう
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ